クローズアップ
これまで、数回お届けしてきたパーツ特集。
一つのパーツについて、数頭の馬をご紹介してきましたが、
今回はその逆(?)バージョン。
一頭の馬について、パーツをクローズアップしていきます。
モデルは・・・ララミーです。
まずは、目から。
馬の目は瞳の部分が飛び出ています。
両サイドに付いていて、視野は350度だそうです。
「馬の瞳ってキレイ」とよく言われますが、
とても澄んでいて、輝いた目をしていますね。
そして、目は夜でも見えます。
その理由と考えられていたのが夜目。
ララミーの夜目はとても可愛らしく、モジャ毛に埋もれそうでした。
馬は耳もよく聞こえます。
草食動物としての機能が残っているのでしょう。
物音がすると、そちらにピクピク動かしています。
鼻も良く利きます。
また、オヤツが近づくと鳴らします。「ブヒブヒ」。
馬の鼻はプニプニ、とても感触の良い柔らかさです。
口にはハミを入れて、コントロールをします。
このハミの発明こそが、馬と人を近付けるのに
大いなる役割を果たしたと言えるでしょう。
続いては蹄。
蹄は第二の心臓と言われる位、重要です。
ララミーのは小ぢんまりとした、馬格相応の蹄。
この蹄で地面を掻いて、一生懸命走ります。
最後に尻尾とたてがみを見てみましょう。
個体差が意外にあり、長さ・柔らかさは様々です。
ララミーの場合は剛毛で、少し短めです。