西部へ
周辺散策は、これまで城陽市の東部にある
施設ばかりご紹介してきたので、
今回は西部にある施設を訪ねてみましょう。
訪れたのは水主神社です。「みずし」と読みます。
まずは入口の様子から。
おや?「樺井月神社」の石柱もありますね。
この謎は後ほど。
二つの鳥居をくぐって、中へ進みましょう。
周囲は田畑で、とてものどかな風景です。
境内には説明書きがあります。
なんと、元来十柱もの神々が祀られているそうです。
平安時代に編さんされた「延喜式」によると、
十座も祀られているのは、ここだけだそうです。
奥に見える本殿は、江戸時代のもので、
城陽市の文化財に指定されています。
残念ながら、鉄柵に囲まれていて、
普段は近くで拝観することはできないようです。
そして、本殿の西側にあるのが樺井月神社。
かつては、現在の京田辺市大住にあったそうですが、
江戸時代の木津川の氾濫により、当地に遷ったそうです。
ちなみに、樺井月神社は牛馬の守護神を祀っているそうです。
他に、衣縫神社の神も祀られています。
その石碑が↓です。
水主神社の場所は、近鉄京都線富野荘駅の北西、
又は国道24号線大久保バイパスの南端の、
京奈和自動車道城陽インター南側です。
皆様も、一度訪れてみてはいかがでしょうか。