ポジション
菜の花や月は東に日は西に
有名な与謝蕪村の句は、
満月の見える夕方の風景を詠んだものです。
ハーモニーファーム京都のブログでも、これまでは、
夕方の太陽や、昇り始めた満月ばかり載せてきました。
しかし! そればかりじゃ面白くない!
というわけで、朝日が照らす馬場をどうぞ。
朝の冷たい空気を切り裂いて、日光が鋭く射し込んでいます。
朝日と夕日は科学的には区別がつかないそうですが、
人間が見れば、これを夕日だとは思わないでしょう。
そして、西の空に沈みゆく満月。
昨日ご紹介した夕陽とは、沈む方角が随分違います。
太陽も月も、昇り、沈むポジションは、
季節によって、かなり異なるそうです。
一方、馬の場合、それぞれ馬房は決まっています。
しかし、蹄洗場に繋ぐポジションは絶対ではありません。
とは言え、一定の傾向はあります。
珍しく、西側に繋がれたのはマグナス。
馬房掃除のためだけに厩舎から出されたので、
いつもの東側ではなくこの位置になったようです。