上達
馬は生きています。
機械のように、操作方法を覚えれば、
それでマスターというわけにはいきません。
その時々によって状態は違っています。
会員様に、上達を感じる瞬間をお聞きしたところ
「馬が何を考えているか、少し分かるようになった時」
という意見を多く伺います。
乗り始めの頃は、とにかく動かすのに必死。
ある程度乗り慣れて来ると、
馬の様子を伺うことができるようになります。
そっして、周りを見る余裕が出てきます。
この心の余裕が出てきた時こそが、
すなわち上達ということなのでしょう。
その瞬間を大いに味わえる乗馬って、
ホントに素晴らしいものですね。