場長のひとり言3

場長です。

う~んとですね、

今日は馬のお部屋に敷いてある敷料について

お話ししてみようかと思います。

馬のお部屋のことを馬房といいますが、

基本的にコンクリートの床になっています。

なのでお馬さんがそのまま寝てしまうと怪我を

してしまうんですね。

その為に馬房の床に敷料をしいて怪我を防止しています。

ふかふかベットを作っていると想像してください。

もう一つの理由はオシッコの処理です。

馬の蹄(ひづめ)は強そうで、実は非常に繊細なものです。

水気に非常に弱く長時間水気に触れるとふやけてきます。

さらに放置すると腐ってきます。

オシッコにはアンモニアも含まれますので、これも蹄に

良くないです。

あまりにも汚い馬房だと、

馬の命に係わることになることもあるのです。

そうそうはないですが・・・

他にもいろいろ理由はあるのですが、全部上げ始めると

とんでもないことになるので今日はこの位にしておきます。

馬房の敷料としてメジャーなものが藁(ワラ)とおが屑です。

これまた他にももみ殻だったり、使い捨ての新聞紙、紙

だったり、砂を使うこともあります。

まだまだありますが、これも終わらないので・・・

最近では、敷料を敷く前にゴムマットを敷いて、

怪我の防止やスリップ防止を行うのが一般的です。

ハーモニーファーム京都では、おが屑を使用しています。

このおが屑がなかなか手に入りずらいおが屑でして、

すべて純国産の木から削り出されたおが屑なのです。

おが屑はどうしても輸入材が入ってしまいがちです。

輸入材は海に浮かべる為、塩が含まれています。

この塩の成分がひずめにあまりよくないのです。

また、建築材が混じる場合、防腐剤やその他の薬品、塗料の成分

が混じる場合がありますが、これは蹄にも良くないですし、

実はおが屑の使用後に問題が起こります。

馬房でおが屑に馬のオシッコを吸ってもらって、

その後、馬糞と一緒にまぜながら堆肥を作ります。

そして、地球(土)に返すのですが、ここが問題なのです。

と、またまた熱くなって長文になってきたので、

続きは日を改めて書いてみたいと思います。

今日もお付き合い頂きありがとうございました。

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気持ちよさそう・・・