場長のひとり言14
場長です。
う~んとですね、
今日は、馬紹介の続きをやろうと思います。
前回のフェリス君の続きですね。
場長のひとり言13では、フェリス君の名前の由来について
お話させて頂きました。
今日はまずは、生年月日などの細かいところから・・・
品種はサラブレッドです。これは前回お話しました。
生年月日は2018年3月12日、5歳ですね。
毛色は栗毛です。生まれは北海道の新ひだか町だそうです。
特徴は、星・珠目上・髪中・波分長・左後一白・です。
またまた呪文が・・・
ということで、ついに呪文についてのお話をしようと思います。
まず、特徴の最初に記載されている、「星」(ホシ)ですが、
お馬さんの顔の特徴を表しています。
ハーモニーファーム京都の馬たちのフェリス君の写真を見て頂くと、
顔の正面に白い毛が生えているのがわかると思います。
その白い毛のことを頭部白斑(トウブハクハン)というのですが、
お馬さん一頭一頭すべてで形も大きさも違うんですね。
それで、個体識別が可能ということになるんです。
頭部白斑の種類ですが、ざっと32種類くらいあります。
変則型を入れるともっともっとになります。
すべて紹介したいのですが、紹介しはじめると、一冊の冊子になって
しまうので、やめておきます。
例として、ハーモニーファーム京都の馬たちの中から
何頭か紹介するので、写真と見比べてみて下さい。
まずは、ジョン君。
これはフェリス君と同じ、「星」になります。
次にマグナス君。
これは立派な白斑です。長くなりますが、
「大流星・鼻梁鼻大白・上下唇大白」(ダイリュウセイビリョウビダイハクジョウゲシンダイハク)
といいます。
流れ星のように上に向かって白斑が流れていて大きいです。
さらに額から鼻まで大きな白斑があり、鼻の周りも唇の上下にも
大きな白斑があるので、上記のような記載になります。
最後に金太郎君。
「額刺毛・流星・鼻梁鼻白・断上下唇白」(ヒタイサシゲリュウセイビリョウビハクダンジョウゲシンパク)
となります。
この場合、マグナス君と実はほとんど同じなのですが、大きさが小さいので、
「大」が取れます。
唇の白斑が途中で一回とぎれるので、「断」が入ります。
そして「額刺毛」ですがよ~く写真を見て頂くと、額の白斑の左上にちょこっと
白い毛が確認できます。
それが刺毛ですね。
と、ここまで頭部白斑についてお話させて頂きました。
難しくてよくわからない、説明されても呪文にしか聞こえない、眠くなってきた、等
いろんな声が聞こえてきそうなので、
今日はこのへんで逃亡させて頂きます・・・
実は、あし毛のナターシャさんにも立派な頭部白斑があるのです。
わかりにくいですが・・・
わかった方は頭部白斑マスターの称号を差し上げます。
わかったら本当にすごいです。
わかった方は場長まで・・・
あるいはインスタのコメント欄に呪文を書き込んで下さい。
皆様からの解答をお待ちしております。
それでは、場長からの挑戦状でした。
また次回、特徴の続きでお会いしましょう・・・