夏の
夕暮れ時、
蹄洗場を歩いていると、
ララミーが凍りついていました。
遠くの方に何かよく分からないものを見つけたのか、
「 また何かにビビっているんだな 」 と思いながら、
声をかけたり、
突っついてみたり、
してみましたが、
相変わらず凍りついていました。
ララミーにとっては、
この世が終わりそうな出来事が眼前で繰り広げられているのかも知れませんが、
ぼくらが見たところ、
ララミーの視線の先には、
いつもと変わらない夕暮れが広がっていました。
わかってあげられなくてゴメンね。というよりも、
種の壁を超えて伝わってくる分かりやすすぎるその表情に、
みんなで笑ってしまいました。
この表情をお客さんの騎乗中に出されると、
こちらの背筋が凍りますが、
蹄洗場でこんな表情を見つけたときは、
大丈夫だよーとララミーに伝える必要があるので、
まずは、お近くのスタッフにお声がけください。
以上、ララミーの凍りついたお話でした ♪