ごはんをあげる時、
お馬さんにごはんを配るとき、
「 前掻きしたら、最後やでー 」 と言いながら端から順番に、
ごはんを配っていきます。
そして、
懸命に前掻きをしている子には、
その子の前掻きしている脚をハッキリと指差し、
「 ハイ! さいごー! 」 と怒った声で言いながら、
その時には配りません。
そうやって配っていると、
前掻きしていた子たちだけ、
ゴハンが配られずに待つ状態になります。
配られなかった子たちは、
それぞれ考えます。
「 なんで、配られんかったんやろうか。 」
「 なんで、脚を指差して、怒っとったんやろうか。 」
「 なんで、ジョンとバルトとラミサカも配られてないんやろうか。 」 by あんず
そして、
お馬さんたちは気づきます。
「 あ、西島は前掻きしてたらゴハンくれへんのや。 」
そうです。
西島は、前掻きした子には前掻きを止めるまでゴハンをあげないのです。
そうやって、
毎回、ゴハンの時に繰り返していると、
賢い子はそのルールを2回程で覚え、
違う賢さを発揮する子は、
前掻きすると最後になってしまうので、
空中で前掻きをせずに脚をぷるぷるさせて我慢しています。
そうして、前掻きが止んだら、
「 ハイ! かしこーイ! 」 と言いながら、
ごはんを入れてあげます。
そしてトドメに
「 カシコイなあ ♪ 」
と首すじをポンポンと叩き、
その場を離れます。
これを繰り返してきて、気づいた事。
みんな前掻きをする代わりに、
ものすごく鳴いてアピールする様になりました。
やかましいですが、前掻きよりは、
体に良いかなと思ってそれは注意しません。
ぼくは、春夏秋冬、
こんな事をして、お馬さんを学んでいます。
みなさんも、
お馬さんとのコミュニケーションを、色々工夫してお楽しみください。
それでは、今日も良い一日を ♪