関東に台風が上陸した月曜日。
400km離れたここ、ハーモニーファーム京都では、
当然影響はなく・・・と思いきや、
午後から雲が広がり、風が吹いていました。
おかげで暑さが和らぎ、幾分凌ぎやすくなりましたよ。
この時期、日が暮れるのが早くなってきました。
最終レッスンのお手入れが終わる頃には、
すっかり辺りは真っ暗です。
黒いムーンちゃん、ちょっぴり見えにくくなっていました。
時間を遡って、お昼の厩舎内。
「クロダさん、見て見て、可愛い~」
スタッフに促されて、おたべの馬房を覗くと・・・
顎をオガの床に刺して寝ている、おたべの口元にニンジンが。
まさか大好物が見えにくかったなんてことはないでしょうけど。
思わず吹き出してしまうような光景でした。
好天続きのハーモニーファーム京都。
朝から快晴。午後も快晴で、
大勢のお客様にお越し頂きました。
蹄洗場には午後一番のレッスンに出る馬がズラリ。
出番を整然と待っていました。
夏休みにお手伝いに来てくださったジュニア会員様は、
最終日に、スタッフが見守る中、丸洗いに挑戦!
しっかりと、汗と汚れを落としてあげれば
ほら、アムロもスッキリ、気持ち良さそうですよ。
そして、その後のレッスンでは・・・
ララミーを駆って、初めての広い馬場へ。
最初はかなり緊張されたそうです。
対面時に採るべき行動が難しかったそうですが、
最後はララミーもスイスイ動いていました。
夏は大幅な経験値上昇が期待できる季節。
皆様も暑さに負けずに、張り切っていきましょう!
泣く子と共に敵わない言われているのが動物。
写真を撮る時、なかなかこちらの思うようにいきません。
窓の外からカルロスを激写!
「何見てんの~」という表情を期待したのですが、
ひたすら食べて、こちらを向いてくれませんでした。トホホ。
・・・カメラの電源を切った途端に向くという(笑)。
一方、乾草を配るスタッフを遠くに見つけて、
まだかな~と心待ちにしているのはドルチェ。
おや? その前髪に・・・
草がタップリ付いてますよ!
という写真を撮ろうとしたのですが、
こっちあっちを向いて、顔を振りまくるドルチェ。
草の輪は吹き飛んでしまいました。
でも可愛いからOKです。
レッスンもなかなか思うようにいかない?
でも、機械のように動いてくれたら面白くありません。
しかしながら、意思疎通がピッタリできたときの快感といったら!
さぁ、そんな瞬間を感じるために、レッツ乗馬!
よくご夫婦でお越しになる会員様。
この日は奥様がご来場。
お乗り頂いたのはラミサカでした。
ラミサカのダイナミックな動きにも
大分慣れてこられたようです。
そして2鞍目は・・・ニコラス!
「わ、ニコちゃん初めて。どんな感じか楽しみ~」
初騎乗というのは、とてもワクワクしますね。
さてさて、いかがでしたか?
「う~ん、初めて乗るのって難しいですねぇ」
ニコラスにはご主人の鞍でご騎乗。
その点でもちょっぴり戸惑いがあったようですが、
元気に動かしておられましたよ。
そして、驚くべき事実が。
「レッスンに出る馬で、乗ってない馬が
ムーンとB&Bだけになりました」
全頭制覇に向けて、大きく前進です。凄いですね。
「いつか、ムーンとB&Bが当たる日を楽しみにしていま~す」
学校は夏休み期間中です。
というわけで、朝からジュニア会員様がお手伝い。
春・夏休み期間中は、毎回数日間お越しになってます。
所作もまるでスタッフのようになってきました。
ところで、パクパクに新しいイヤーネットが届きました。
ハーモニーカラーの鮮やかな青・・・
え? 以前ブログに登場したじゃないかって?
実は、このイヤーネットを作ってくださったのは、
冒頭にご紹介したジュニア会員様なんです!
左耳の所に、「Harmony Farm Kyoto」の刺繍が。
世界に一つだけの、オリジナルイヤーネットです。
ちなみに、前回の分は、B&Bが着けていました。
鮮やかな青がお揃いで、目を引きます。
そして、この日は手作りの逸品を着けたパクパクにご騎乗。
パクパクもとても嬉しそう。
「手作りはとても心地良いね~」
過去にご紹介した話題の融合。
見事に上手くいきました。
「最近コスタとかなり会話ができるようになってきましたよ」
「凄いですね、何か変化はありますか?」
「コスタがスイスイ動くようになってきたんですよ」
嬉しそうにお話されている会員様。
かなりの成長を感じておられるようです。
一方こちらの会員様は、夢のおたべに向けて、アムロで練習中。
夢に向かって、着実に進歩されておられます。
そして、ご騎乗後は大好きなおたべのお手入れ。
お手入れのほうも、かなりスムーズに。
コミュニケーションもしっかり取れておられるようです。
そして、成長と言えばジュニア会員様。
この日は久々バルトにご騎乗、そしてお手入れ。
よく見ると、身長もかなり伸びておられます。
あらゆる意味で、成長中のようですよ。
ある日のお昼前、厩舎の端からイビキが・・・
見に行くと、レビストがお昼寝中でした。
基本的に、立って寝ることが多いレビスト。
練習中の勇猛果敢な姿からは想像もできない位、
寝顔はとても可愛らしいですね。
・・ん? どこからか、視線を感じます。
ふと後ろを見ると、コスタが。
休んでいるレビストを見つめていました。
「レビストさ~ん、起きてる~?」
「いや寝てるよ、コスタ君」
「やっぱり起きてるんじゃない~」
「いつも張り切っているから・・・」
「君だってレッスン頑張っているじゃないか」
「そうそう、戦士に休息は大切だからね~」
「君も合間はしっかり休んでおきなよ」
「は~い」
とエール交換しているのでしょう、きっと。
「斜(しゃ)に構える」という言葉があります。
改まった態度をとる、という意味です。
体が斜め、ではなく態度が斜め、といういことなのでしょう。
ハーモニーファーム京都では「しゃ」ではなく
実際に「斜(ななめ)に構える」馬がいます。
それは・・・
ナターシャ。
馬房でも得意のカメラ目線。
少し斜めに立ち「ふふふ、私の美貌に惚れたわね」
一方、蹄洗場でも斜めに構えた馬が。
バルト君、なぜか斜めに立っていました。
そして、そのままお水をもらっていました。
「この体勢が楽なんだも~ん」
レッスンではもちろん、斜に構えることなく
素直に真っ直ぐ走ってくれます。
舌を出していたのはご愛嬌。
こんなところも可愛らしいバルト君でした。
おなじみ、ハーモニーファーム京都の
ちっこいコンビの一頭、ララミーです。
この日はリボンを着けてもらってレッスンへ。
トコトコ走る姿がユーモラスですね。
同時刻、コンビの片割れ、アムロは・・・
馬房で英気を養っていました、リボンを着けて。
「ボクの出番は次。それまでオヤスミナサイ」
その後、レッスンでリボンコンビがご対面。
「おや、アムロ君、リボンがよく似合っているぞ」
「ララミー先輩だって、なかなか可愛らしいじゃないですか」
「でも可愛い可愛いって俺たちは男の子だぞ」
「え? 先輩、オスだったんですか?」
「今頃何を言っているんだ」
「ララちゃんって呼ばれているから、てっきり女の子かと」
「立派なセン馬だ」
「では今後、ララじぃと呼ばせて頂きます」
「馬鹿な、俺はまだ20歳になっとらん!」
「でも、もうすぐですよね~」
「う・る・さ~い!」