展開が速い
再びナターシャの目線で見てみましょう。
「季節は早くも夏よね~」
今年は季節の進行が速く、
初夏の空気が漂っています。
厩舎内では、気温の上昇に合わせて、
扇風機が登場しました。
おなじみ、巨大扇風機は、
今年は北側の厩舎に登場。
ムーンちゃん、涼しくて気持ち良さそう。
暑い季節の風物詩と言えば、
忘れちゃいけない丸洗い。
汗かきのジョン、洗ってもらって
スッキリサッパリしていました。
皆様も速い季節展開に惑わされず、
乗馬を楽しみましょう!
今回は、昨年6月以来、久々の小ネタ集をどうぞ。
・緑が目に染みる
ニコラスにお湯をあげている会員様。
そのレインウェア、靴下、ブーツ、
ニコラスの無口、お湯の入ったバケツ、
この後装着予定の肢巻、すべて緑色でした。
まさに「緑が目に染みる」瞬間でした。
・コタの小さな冒険
大冒険は以前にご紹介したので、小さな冒険を。
北側の厩舎の外で、ブロックを渡るコタ。
コタはカイと違って若干不器用ですが・・・
無事に通過できました。
コタの身のこなしも軽やかになってきたようです。
・新たな発見
前回、新たな発見をして下さいねと書いたのですが、
そんな発見をされた会員様が。
↑はおなじみ、気持ち良さそうに口が半開きのバルト。
これは何度も載せているのですが、反対側に回ってみると
なんと、ほとんど開いていません。
人間同様、馬も完全な左右対称ではない、という一例の発見でした。
馬を馬が見つめるという構図は
なかなか興味深いもの。
馬たちの心の中を推し量ってみましょう。
まずはおなじみ、馬房で
アゴを伸ばして休んでいるムーン。
「う~ん、ひと休みひと休み・・・zzz」
それを見つめていたのはコスタ。
「ね~ね~、お姉さん」
「ムニャムニャ」
「お姉さんってば!」
「なぁ~に?」
「お姉さんって美人だね」
「それは嬉しいけど、お姉さんって、
あなたより年下なんだけど」
先日、リンゴを誕生日祝いにもらったジョン。
それをジッと見つめていたのはナターシャ。
こちらは分かりやすいですね。
「リンゴ、わたしも~」
「あなたは4月6日にもらったでしょ」
「リンゴ、わたしも~」
「だ~か~ら~」
「リンゴ、わたしも~」
土曜日のこと。この日が誕生日のアルディーの
写真を撮ろうとすると・・・
白い馬が写り込みました。
こちらが今日の主役、アムロです。
昨日が誕生日だったのですが、
これまで何回も特集してるし、今回はパス・・・。
「そ・れ・は・ダ・メ・で・す」
あ、アムロ! どアップで登場なさって・・・。
「こ~んなに可愛くって大人しくってキュートで
素敵でチャーミングで可憐で魅力あふれる
ボクを無視するなんてありえません!」
は、はぁ。
「大体、ボクは芦毛オールスターズだったり」
「小っこいコンビでしか登場してないでしょ」
放牧の写真とか載せてたような・・・
「とにかく、今回もよろしくお願いしますよ」
う~ん、真面目な表情なんてどう?
「オッケー、それで行きましょ」
レッスンでは小さい体を一杯に使って
一生懸命頑張ってくれるアムロ。
表情も、蹄洗場や馬房と違い、真剣そのものです。
そして、お待ちかね、誕生日プレゼント。
キーアイテム、バースデーハットをかぶり、
ニンジンとリンゴのケーキにかぶりついたアムロ。
「やっぱりボクは可愛くって(以下略)」
お茶目なアムロです!
「ハーイ、今日の主役、アルディーで~す」
「名前は、フランス語で『大胆な』という意味だって」
他に『頑張れ』と励ます意味もあるらしいですよ。
「そんなボクは、今日9歳の誕生日を迎えたよ~」
それはおめでとうございます。
せっかくの機会なので、自己PRをして下さいな。
「ボクはね~、ジュニアの方から」
「大人の方まで」
「安心して乗ってもらえますよ~」
レッスンではドッシリ落ち着き払っています。
おや? 先ほどお乗りになった会員様が・・・
馬房に帰ったアルディーにリンゴのプレゼント。
「わ~い、ありがとう」
更に更に、午後には、
アルディーのことが大好きな会員様から、
ネーム入りのゼッケンが。
「これは嬉しいね~」
「皆さ~ん、ボクが『頑張れ』って励ますから、
恐がらずに大胆に乗ってね~」