競馬の格言に、「夏は牝馬」というものがあります。
牝馬が、というよりは、牡馬が暑さに弱いのでしょうか?
また、「夏は芦毛」という格言もあります。
白は熱を吸収しにくい色なので、ということでしょうが、
いずれも俗説に過ぎないようです。
一方、ハーモニーファーム京都(HFK)では、
牝馬・セン馬、芦毛・鹿毛・黒鹿毛に栗毛、
関係なく夏場でもレッスンで頑張っています。
さて、夏と言えば夏時間。
HFKでもサマータイムが始まりました。
暑い昼間はレッスンはお休みとなります。
そんな昼間、馬たちはと言うと・・・
思い思いに過ごしていました。
馬の一日の睡眠時間は3時間程度と短く、
撮影をした日には昼寝をしている馬はいませんでした。
こうして英気を養って、午後のレッスンに望みます。
以前、当ブログでご紹介した、馬名の由来。
ハーモニーファーム京都(HFK)の馬たちの中で、
唯一不明だったのが、レビスト。
どんな角度で切っても不明だったのですが、
「そうだ、元の馬名の綴りで検索してみよう」
と思って調べたところ・・・え?
何と、「Levisto Z」は1997年生まれの、
ドイツの乗馬の障害ホースで、
ベルギーの有名女性ライダーと共に活躍したそうです。
どの位凄いかと言うと、
ドイツ語版ウィキペディアに単独の記事があり、
現在は種牡馬になっているそうです。
ちなみに、HFKのレビストはその馬ではありません。
何しろ、本家のLevistoは芦毛ですからね。
あやかって付けられた名前なのでしょう。
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
お手入れをしてもらうのが大好きです。
しかしながら、好みのポイントは
それぞれに違い、個性があります。
順番に見ていきましょう。
まずはララミーの耳。
顔を傾けて、「あ~そこそこ」
とてもウットリした表情ですね。
続いてはバルトの鼻。
彼は耳のお手入れも大好きなのですが、
やはりバルトと言えばお鼻。
拭くのを止めると、「もっと~」と催促してきます。
最後はアムロの背中。
背中をタオルやブラシでこすってあげると、
必ずこの変顔を見せてくれます。
お手入れ以外では見せてくれない、限定品(?)。
それぞれの好みのポイントを抑えつつ
しっかりお手入れしてあげれば、
ピカピカに輝くことでしょう。
人馬共にスッキリした気分になれますよ。
突然ですが、問題です。
下のマグナスはどこか変です。それはどこでしょう?
正解は、当ブログでよくあるパターン、
左右が逆、つまり反転していた、でした。
↓が正しい写真。
パッと見ただけでは、案外分からないものですね。
そのマグナス君、馬房で休んでいる様子も逆でした。
これは、ホントの左右反転・・・。
あまり見たことが無かったので、
思わずカメラを向けてしまいました。
ちなみに、普段の体勢はコチラ。
何か、気分の変化でもあったんでしょうかね?
一方、蹄洗場には濡れたララミー。
梅雨の時期、雨に降られることも、しょっちゅうです。
「ボク、雨の中頑張ったよ」
首の辺りは毛が逆立っていました。
モジャモジャのララミーらしいですね。
ちなみに、一旦こうなると、乾いてもそのまま。
元に戻るのは翌日になるんです。