今回のブログのタイトルはクラウド。
と言っても、最近流行のインターネットサービスではく、
普通に「雲」の話です。
乗馬をされる場合の天気は、
晴れが理想・・・と思われがちですが、
日が射すと気温が上昇し過ぎる季節の場合、
曇りも結構良いものです。暑過ぎず、寒過ぎず。
実は曇りは、写真を撮るには良い天気なのです。
内と外で明るさの差が少なくなるので、
馬房から外を眺める馬や
蹄洗場から馬の目線で写真を撮る場合など
とてもキレイに馬が写ります。
そして、昨日ご紹介した馬を見つめる馬。
この場合も、晴れているときは、
後ろにピントを合わせるとナターシャが白く輝き、
ナターシャにピントを合わせると後ろが真っ暗になります。
というわけで、乗るのも撮るのも、クラウドはいかが?
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
目立ちたがりが多いようです。
ある日のお昼下がりに馬房で
のんびりとくつろぐナターシャを激写!
)
「ちょ、ちょっと! 何撮ってんのよ!
どうせ撮るなら、もっと可愛い私を撮りなさいよ」
油断していたかのようなリラックスし切った表情から、
いつもの、カメラ目線のモデル立ちに戻っていました。
そして、ある馬を撮ろうとすると、
なぜか写り込む他の馬たち・・・。
蹄洗場で佇む金太郎を撮ると、顔を出すバルトが。
ご飯を待つジョンを写すと、一緒に写りたかったドルチェが。
そんな目立ちたがりでお茶目で可愛らしい馬たちが集う
ハーモニーファーム京都へ、皆様ぜひお越し下さい。
お待ちしておりま~す!
近畿地方の梅雨明け宣言はまだですが、
連日真夏のような天気が続いています。
ふと見上げると、入道雲がモクモクと成長中。
7月上旬の空とは思えません。
「最近、馬たちって放牧されてませんね」
「昼は暑くなってきたので、朝に放牧してるんですよ」
この日は丸馬場でアムロが。
全く走り回らず、食べてばかり。
そりゃあんな体型にもなりますって。
角馬場では夫婦コンビ、ララミーとナターシャ。
ナターシャ「もっとグルーミングしよ~」
ララミー「え~、飽きたし~」
というわけで、並んでお食事タイムとなりました。
放牧は馬にとっての愉しみの一つですが、
普段あまり見られない行動を見ることができるので、
人間にとっても面白いものですよ。
「最近コスタが、なつくようになったんですよ~」
マグナス大好き会員様の奥様に
頬をなでてもらっているのは、
クールなキャラが売りだったはずのコスタ。
「も、もしかして、くらがえされた?」
横目でちょっぴり心配そうに見ていたのはマグナス。
「まさか、ねぇ・・・」
「そんなわけないでしょ、マグが一番よ~」
「あ~よかった」
安心したマグナス。いつも以上にスリスリしていました。
一方、いつも元気な、あんず大好き会員様。
こちらの方がお越しになると、一番喜ぶのがバルト。
嬉しそうなバルトに、今日もお湯をあげておられました。
それを見ているのは、もちろん隣のあんず。
自分は確実にもらえると分かっているのか、
焦ることなく落ち着いたものです。
「くらがえされるわけないし~」
この後、もちろん可愛がってもらっていました。
ところで、「くらがえ」は漢字で書くと「鞍替え」。
すわ、馬と関係ある言葉なのかと思いきや・・・
調べたところ、「鞍」は当て字で、
馬とは無関係という説が有力でした。残念。
ある日のお昼休みのこと。
放牧されている馬を眺める会員様。
突然ですが、久々にクイズです。
その馬とは誰でしょう?
シルエットクイズ風にどうぞ。
全然分からない?
では次の写真を。
ユーモラスな体型をした、
茶色い鹿毛の中間種と言えば・・・
そう、正解はカルロスでした。
カルロスの放牧は、走り回ることもなく、
とても穏やかに過ごすことが多いようです。
それでもちゃんとリフレッシュはできています。
せっかくなのでもう一問。
馬房から顔を出し、ついでに舌も出している、
お茶目な私は誰でしょう?
正解は、栗毛のかわいいサラブレッド、ジョンでした。
もし一枚目の写真でお分かりになったら・・・
そんな貴方は、素晴らしいヤマ勘
・・・じゃなかった、観察眼の持ち主間違いなし!
お手入れは、馬とコミュニケーションを取れる
重要なシチュエーションです。
ピカピカにしてあげれば、馬も喜び、
騎乗時にこちらの要求に応えてくれやすくなるでしょう。
その騎乗の前にはご挨拶。
「ララちゃん、よろしくね~」
ララミーはこの時、顔をすり寄せてきます。
何とも可愛らしい仕草ですので、ぜひご注目を。
レッスン終了時には褒めてあげましょう。
「今日も頑張ってくれて、ありがとう」
きっと次回に繋がるはずです。
一方、こちらはレッスン前に、おたべZと
コミュニケーションを図る会員さ・・・
歯が当たっているようにも見えますが、
この日のおたべはよく動いてくれたそうなので、
挨拶の効果はバッチリだったのでしょう。