乗馬クラブ ハーモニーファーム京都

誕生日シーズンが続きます。
ナターシャや金太郎のように
盛大に祝ってもらえる馬もいますが、
大半はささやかな祝福を頂いています。

ジョンもそんな一頭。
昨日、4月25日に14歳の誕生日を迎えました。
大勢の会員様から、ささやかなオヤツを。

「ジョン君、おめでとう。チュウも上手くなったね。」

金太郎を祝って頂いた会員様も。
「ジョン、おめでとう。同じ栗毛同士、金太郎と仲良くね」

頂いたニンジンを嬉しそうにバリバリと食べていました。
「わ～い、毎日が誕生日なら良いのに～」

誕生日の前祝い（？）として、放牧。
「朝の放牧は気持ち良いねぇ～♪」

「僕がみんなから愛されてるということが、よく分かったよ。
いつもありがとう。」

ハーモニーファーム京都の馬たちよ！
おうち（馬房）にいるときも、ゆめゆめ油断めされるな！
変なオジサン（注:何度もしつこいようですが黒田です）が
そのおマヌケな顔を撮ろうと狙っているぞ！

ニコラスよ、ポカーンと開いた下唇を閉じたまえ。

蹄洗場でもボーッとするなかれ！
おたべのように、会員様に唇を遊ばれたり

イタズラ心のあるスタッフに、
鼻の穴に指を突っ込まれるぞ！

カルロスよ、喜んでいる場合ではないぞ。

寝るときの態勢にも気をつけよ！

そのだらしない寝姿を狙われているぞ。
ナターシャよ、人が馬房に入ってもこの態勢とは何事か。

なに？ 可愛いから許す？
ま、そりゃそうですよね～。

今回は、厩舎内での、「ソックリ」なポーズをご覧頂きましょう。

まずは、馬房で佇むアムロとチェスナットマン。

アムロと言えば、変なポーズで寝ている姿ばかり紹介していますが、
このように普通に立ってウトウトしていることもあります。
奥のチェスは、よく顔を出して直立不動のポーズをしていますね。

厩舎の南側に回ってみると・・・カルロスが休んでいました。

彼は警戒心が強く、近づくとすぐ立ち上がっていたのですが、
最近はこのような写真も撮らせてくれるようになりました。

ふと隣を見ると、ナターシャも休んでる！
これはチャンスとばかりにカメラを向け・・・

休む2頭の共演（？）です。
ありそうでなかった光景で、撮っていたこちらを笑顔にさせてくれました。

最後はご飯を待つキラキラした目を・・・って、レックス！
これこれ、つまみ食いはいけませんよ。

奥のアムロのような表情を期待したのですが、
年をとったから我慢強くなるということはなかったようで。

ここ数日、蒸し暑い日が続いています。
気温が上がってくると、馬はよく汗をかきます。
そんな時のお手入れと言えば、もちろん・・・

はい、丸洗いですね。
ムーンちゃん、顔も洗ってもらって気持ちよさそう。
彼女に限らずハーモニーファーム京都の馬は、
みんな洗ってもらうのが大好きです。

こちらは、放牧後に洗ってもらっているドルチェ。

洗ってもらった左側に対し、右側は・・・まだ砂だらけ。
もちろん、この後右も洗ってもらいましたよ。

マグナスは・・・シャワーからお湯を飲むのが大好き。

感触が気持ち良いんでしょうかね？
このタイプの馬も結構いるようです。

ところで、「馬を洗う」を英語でどう言うか調べたところ、
「wash the horse」
・・・もう少し気の利いた言い回しはないんでしょうか？
「丸洗い」は英語で何と言うのか・・・また調べておきます。

「ブログ見ましたよ～。今日ですよね、持ってきましたよ」
「え？ 金ちゃんにですか？」
「そう、今日が金太郎のお誕生日ですから」

何とも豪華なニンジン・キャベツ・リンゴの
お祝いセットを頂きました。

「それにしても、金太郎は意外に人気がありますね」
「だって金ちゃん、顔はかわいいもの～」

とても嬉しそうなこの表情。
金太郎は意外や意外、癒し系なのかもしれません。

その後、その会員様は金太郎にご騎乗。

最近は金太郎のことも、かなり分かるようになってきたそうです。
「分かるようになってきたら、スイスイ動くようになってきたのよ～」
馬を理解すれば、馬も理解してくれる・・・
そんな関係をどんどん構築していきたいものですね。

今回のブログのテーマは、「白々」です。
「は～い、前回に続いてよろしくね～」

「可愛く、格好良く写っているかな？」

・・・残念！ あなたじゃありません。
「え？」

「そんな～」

今回はコチラ↓

芦毛の異母姉弟、ナターシャとアムロのコンビで「白々」です。
この日は同じ時間のレッスンに、
ご主人がナターシャ、奥様がアムロにお乗りでした。

ご夫婦で芦毛、いわゆる白馬にご騎乗・・・。

何ともロマンチックな光景ですね。

午後には、2鞍「白々」にお乗りの会員様が。
いかがでしたか～？

「この姉弟、似てるような似てないような・・・」

ナターシャとアムロ、同じ父でも大きさが違います。
きっと、母馬の大きさが全然違うのでしょう。
ちなみに、お父さんは芦毛で、知る人ぞ知る種牡馬だったそうですよ。

4月22日「金」曜日は「金」太郎12歳の誕生日です。
今年は、偶然にも金が重なっています。
「金曜日は来れないので、今日持ってきましたよ」

今年も金太郎大好きな会員様から、
ニンジンとリンゴのプレゼントを頂きました。

早速、馬房でお祝いしましょう。
「金太郎、ちょっと早いけど、おめでとう！」

金太郎の目が、いつもの数倍、輝いていました。
「わ～い、今年もありがとう！」

金太郎だけでは食べきれないので、他の馬にもおすそわけ。

隣の隣で欲しそうにしていたドルチェに
遠くから野太い声で呼んでいたムーン。

コスタは呼んでもなかなか来ませんでしたが、気付いてペロリ。
ジョンは、ゆっくりゆっくり味わって食べていました。

写真は載せきれませんでしたが、全頭に行き渡りましたよ。

金太郎だけでなく、みんな幸せになったお昼休みでした。

おたべZはレベル（年齢）が10に上がった！
▼
うんのよさが3上がった！
▼
かしこさが10上がった！

ハーモニーファーム京都の賢い馬と言えば、おたべ。
ある朝、マグナスの馬房を掃除していると、
通路の向こうにおたべが見えました。

目の前に乾草があるにもかかわらず、ジッと待っています。

やがて、スタッフ登場。

賢く待っていたおたべは、嬉しそうにバリバリと。
「早くちょうだ～い」と催促することはない、おたべ。
それがあなたの、いいと・こ・ろ（またまた古）。

レッスンではどうでしょうか？

オテンバな方向に賢さを発揮するおたべ。
これも彼女の特徴の一つではあります。
もちろん、大人しくスイスイ動くことが大半ですが。

手入れの時に大人しいのもセールスポイント。

終わるまで、賢く待っています。
きっと、お手入れの順番も覚えているのでしょう。

ところで、最初にご紹介した、乾草を食べるおたべ。
顔を突っ込みすぎて、前髪に一本付いてますよ～。

そんな、おちゃめなおたべを、ぜひ可愛がってあげて下さいね。

4月、馬産地では繁殖シーズンを迎えています。
ハーモニーファーム京都では・・・誕生日ラッシュ！
この時期は、多くの馬が、ハッピーバーズデー。

今回ご紹介するのは、ブログ初登場、ドルチェです。
帰って来た馬房には、たくさんのオヤツが。

水桶のリンゴとキャベツをバリバリと食べ・・・

ないのが、慎重な彼女らしいところ。
「何か、何か入ってるわよ～」

・・・そんな微笑ましい光景の後ろから視線が。

ねぇねぇ、ボクの分はまだ～？
ジョンがうらやましそうに見ていました。

ジョン、今日はドルチェのお祝いですよ。
あなたもお祝いしてあげなさい。

「は～い。ドルチェちゃん、おめでとう！」

そして、最後に記念撮影。

ホントの誕生日は木曜日、馬休日でしたが、
この日盛大に祝ってもらえて、とても幸せそうでした♪

おなじみ、ラミサカのチュウです。

ちょっぴり繊細なところもあるラミサカですが、
物覚えが良く賢い彼は、チュウはそぉ～っとしてくれます。
今ではすっかり日常の光景になりました。

この他に、ジョンやムーンもチュウをしてくれるのですが・・・
「最近、チェスに仕込んでいるんですよ～」
ちぇ、チェスナットマンですか！

いや～意外な馬の登場です。
あまり人に媚びるタイプではないチェスが、
果たして覚えてくれるのかと思っていた、僅か数日後。

可愛らしい表情をして、「栗毛男」が見事にチュウをしていました。
「わ～い、できたできた～」

これには撮ったクロダも驚き桃の木山椒の木（古）。
「ただ、恥ずかしいのか、すぐ奥に引っ込んでしまうんですよ～」

シャイな一面を見せてくれたチェスでした。