暑さ寒さも彼岸まで
もうすぐ秋の彼岸。朝夕はめっきり涼しくなりました。
馬たちに飲ませるために、蛇口をひねると出てくる水も、
真夏はぬるかったのですが、近頃は冷たくなってきました。
気候が良くなると、人も馬もリラックス。
人間の場合、油断すると口がポカ~ンと
開いていることがありますが、馬も同じ。
その代表選手はニコラスにバルト。
蹄洗場で、馬房で、開いた口がふさがらない(笑)。
一方、いつもキリッと閉じている馬もいます。
あんずが良い例でしょうか。
彼女はいつも緊張感を持っているのか、
口はしっかりと閉じています。
蹄洗場ではよく寝ていますが(笑)。
「わ~珍しい~」
の声に振り向いてみると、アムロが。
確かに、あまり記憶にありません。
珍しい光景をバシバシ撮っていると・・・
「うわ、メチャメチャ可愛い~」
というわけで、今日のブログのトリを飾らせて頂きます。
サマータイムも終わり、
暑さが一段落したハーモニーファーム京都。
厩舎の裏では、窓からこんにちは、のララミー。
この写真が、ララミーの可愛いさを
引き出せているかどうかはともかく、
チョコンと顔を出した姿は、ユーモラスです。
その後馬場へ。運動後、帰って来たのですが・・・
「ボクがさっきいた場所に、誰かいるよ~」
繋がれていたのは、ムーンちゃんです。
「お姉さん、大きいね~」
「あ、あなたは随分小柄ね」
何故かムーン、ララミーに興味津々でした。
見たことがないわけじゃないでしょうに。
そして、馬房へ戻ったララミー。
「あれれ? 窓が閉まってるよ」
外は、秋らしく雨が降り出していました。
濡れないようにと、窓は閉められたようです。
また天気が良くなったら開けてあげるからね~。
「こんにちは~」
「わ、お久しぶりです、お元気でしたか」
ハーモニーファーム京都にお越しになったのは、元会員様。
当クラブでお乗りになっておられましたが、
牧場で働きたいという夢を叶えるため、北海道へ。
現在は、競走馬のトレーニング施設にお勤めとのこと。
早速、懐かしい馬たちに会いに行きましょう。
まずは、B&Bから。
「B&Bにはよくお乗り頂いてましたよね」
「のんびりした性格に、随分悩まされましたけど(笑)」
続いてカルロス。
「カルロスでの経験が、かなり活きたんですよ」
「それは素晴らしいですね」
「こちらで得たものが、随分役に立っています」
そうおっしゃって頂けると、スタッフ冥利に尽きます。
また、ぜひお越しくださいね~。
そして、写真撮影にご協力、ありがとうございました♪
競走馬が乗馬クラブに転職(?)した場合、
改名することがよくあります。
大抵は、覚えやすい3~4文字の名前になります。
ハーモニーファーム京都で言えば、
プレミアシチー→ジョン
シーグランジャー→コスタなどなど。
そんな元競走馬の一頭、マグナスオープス。
特技は、ペロペロなめること。
今日も会員様の奥様を。
「マグちゃん、いつも可愛いわね~」
その元祖(?)と言えばバルト。
蹄洗場で、厩舎で、会員様の手のひらを。
「バルトのこの顔、大好き♪」
そして、そんな仲間に一頭加わりました。
パクパクです。
ご騎乗後の会員様の腕をペロペロ。
「塩味で美味しいのかな?」
というわけで、今日からパクパク(白白)も ペロペロ(舌舌)に改名・・・
しません。パクパクはパクパクのままが一番ですね。
プロ野球セントラルリーグは、広島東洋カープが
25年ぶり7回目の優勝を果たしました。
皆様は25年前は何をされていましたか?
まだ乗馬を始めてないよ、という方も多いのでは。
本日カルロスにお乗りの、
こちらの会員様も大のカープファン。
カルロスと共に、歓喜の涙で喜びを分かち合いました(やや脚色)。
ところで、カープと言えば赤ヘル軍団。
ハーモニーファーム京都で見られる
赤いものを集めてみました。
馬の脚に巻かれたバンテージ
その馬を手入れするブラシ
ナターシャ(カメラ目線)の無口
クラブハウス内では・・・
スウェーデンの民芸品、ダーラナホース
おっと、これは赤と言うより朱色ですね。
壁に飾られた馬リボン。
赤は2位の証です。
皆様も、歓喜の瞬間を味わえるように、
乗馬を頑張っていきましょう。
そう遠くない未来かもしれませんよ。
金曜日のハーモニーファーム京都は台風一過。
大雨の翌朝だったので、馬場には水たまりが残っていました。
しかし水はけが良く、昼には無くなっていました。
その朝に放牧されている馬が。
マグナスです。
馬は砂浴びよりも泥浴びの方が好きだと
聞いたことがあるのですが、
彼もひとしきり遊んだ後のようです。
おや? 水たまりを見つけて・・・
バシャバシャ遊び始めました。
右手前と左手前で(笑)なかなか激しく。
と思ったら、もう一度泥浴び。
ゴロゴロ、スリスリ。
「ウ~」と唸りながら、とても満足そう。
終わったら、立ち上がってご飯を。
放牧は馬たちのリフレッシュタイムです。
そんな楽しい時間を満喫したマグナス君でした。
涼しくなったと思ったら、暑さがぶりかえし、
残暑の厳しいハーモニーファーム京都。
引き続き、蹄洗場では丸洗いが行われています。
みんなとても気持ち良さそうですね。
一斉に洗っても、乾き具合には個体差があります。
なぜか、栗毛の馬は乾きやすい傾向が。
ジョンに金太郎、そして・・・
あんず!
左半身を洗って、右半身を洗っているうちに、
もう左半身が乾き始める、なんてことも。
一方、ちょっぴり乾きにくいのが芦毛。
白は熱を反射する色なので、ということなのでしょうか。
アムロもそんな芦毛の一頭ですが、
しっかりブラシをかけてあげれば乾きますよ。
別の意味で乾きにくいのが・・・
そう、モジャ毛のララミー。
超吸水タオルもご用意しておりますので、
根気よく乾かしてあげましょう。