ある日の午前、東側の蹄洗場には
サラブレッド等、大きな馬たちが。
そして、西側の蹄洗場には中間種たちが
ズラリと勢ぞろい・・・ん?
一番端にいたのはアルディーでした。
とても大人しい性格なので、
中間種に混じっても大丈夫です。
昨日は蹄洗場で並ぶ2頭をご紹介したので、
今日は馬房での並ぶ2頭を。
そのアルディーの隣の部屋の主はファレル。
時々顔を寄せ合っています。
この光景をファレル目線で見てみると・・・
・・・ちょっぴりギョッとします。
いつもファレルはどんな気分なんでしょうかね?
そんな様子を、アムロが見ていました。
「オジさんたち、仲良しだね~」
「ちょっと待て。我々は君より年下だぞ」
「そうなの~? ボクよりフケて見えるけど~」
「それは君がかわいい中間種だからだろ」
「かわいいと認めてくれるんだね~」
「性格は我々もかわいいぞ」
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
みんな愉快で仲良しですよ。
蹄洗場などで、馬が並んでいると、
どうしても比べてしまいます。
典型例はアムロとナターシャでしょうか。
今回は別の組み合わせを。
並んでお手入れされていたのは、
レビストとマグナス。
マグナスの背は決して低い方ではないのですが、
レビストの隣だと、さすがに小さく見えます。
その後、2頭共顔を拭き拭き。
馬とひとくくりにされがちですが、
HFKの馬たちはみんな個性豊か。
そして、お手入れ中は気持ちよいのか、
表情も豊かになっていますよ。
別の日には、レビストとララミー。
ハーモニーファーム京都では
一番大きな馬と、一番小さな馬の、
夢の競演(?)がコチラ。
ララミー、前に出ているにもかかわらず、この差。
モジャモジャ具合も全然違い、
見ているだけで笑顔にさせてくれる2頭です。
ラミサカじゃ。
ワシにはシワもなく、元気じゃぞ。
人はワシを「じぃ」だとか「先生」だとか呼びおる。
畏敬の念がこもっていて、大変よろしい。
これでも昔は総合馬術で鳴らしたもんじゃ。
色々と経験豊富なんじゃぞ。
時には厳しく、時には温かくさせてもらうぞよ。
お、今日は曳き馬か?
年寄りには散歩も大事じゃからのぅ。
どれ、馬道一周でもするか。
・・・ってここは丸馬場ではないか。
そうか、今日は『裸馬☆飛び降り・飛び乗りレッスン』
をするというわけじゃな。
(そんなレッスンありませんって)
なんじゃい、放牧か。
それではよっこらせっと。
ふぅ、リフレッシュできるのぉ。
この後はのんびり日向ぼっこでもさせてもらうぞ。
(相変らず走り回らないですねぇ)
フン、そんなのワシの勝手じゃろう。
まぁよい。しっかりとワシを楽しむがよい。
ふぉっふぉっふぉっ。
再び雪が積もったハーモニーファーム京都。
降った量は前回ほどではなかったのですが、
気温が低く、一部はお昼前まで残っていました。
朝、馬場は凍っていなかったので、
スタッフが馬を調整運動中。
パクパクはホボさんに乗られています。
そんなパクパクは雪に心躍らされるそうで。
「わ、何これ、冷た~い」
とても興味深そうな様子でした。
一方、厩舎内では、
ムーンちゃんが外の様子をチラチラ。
「外は随分明るいわね~」
雪が光を反射しているからでしょう。
換気も兼ねて、窓を開けると・・・
早速顔を出しました。
「雪ってちょっぴり嬉しくなるわよね~」
あなた、遠野生まれだから見慣れてるでしょ。
「こっちでは珍しいのよね~」
馬たちは雪を見てテンションも上がるのでしょうか?
さすがに雪合戦や雪だるま作りはしないでしょうが。
今日のブログは、時間が巻き戻っていきます。
夕方。ご飯を配ろうとすると
期待に満ち満ちた目で見つめられました。
バルトも大喜びだったのですが、
残念、このご飯は北側の厩舎の馬たちのもの。
別のスタッフが配るから、しばらくお待ち下さいな。
お昼過ぎ。金太郎の馬房のお掃除をしていると
どこからともなく視線を感じました。
向かいのラミサカです。
ジッと前を見つめて、ほとんど動きません。
朝。蹄洗場の前を通っていると
珍しい並びがありました。
ラミサカがレックスとアムロに挟まれています。
馬房掃除の終了を待っていますが、
この時のラミサカは大人しいもの。
両隣も大人しいので・・・と思いきや
レックスが盛んに若さをアピール中。
アムロ以上に前に出て、
まだまだワシはや・れ・る・ぞ・い!
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
年齢に関係なく、皆活力にあふれていますよ。