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Archive for 2020/11

3にちなんで

秋深き 6794cfa88bb0b8caf41bf687dd8e8a57 300x225 3にちなんで
隣は何を32273a0bda07da56002f69849a1e9bd5 300x225 3にちなんで
する人ぞd74bab6ba290f3ed96cf01d0cf0505874 300x225 3にちなんで
-松尾芭蕉

この秋、競馬界では偉大な記録が次々に誕生しました。
アーモンドアイの史上初、芝のGI8勝目。
デアリングタクトとコントレイルの無敗での牝馬三冠・牡馬三冠。
3頭が激突するジャパンカップが楽しみですね。

三冠、3頭、・・・3!
というわけで今回は、ハーモニーファーム京都での
3頭トリオを見てみましょう。

まずはおなじみ白い3頭、アムロとパクパクにナターシャ。
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夏毛もすっかり抜け、これからは冬毛が生えそろえば
ぬいぐるみのように可愛らしくなります。

そして、牝馬三冠・・・ではなく牝馬三頭。
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おたべ、ナターシャ、あんずの3頭は馬房も隣同士。
女の子らしく、キュート! という言葉がピッタリ!

景色は一変致しまして、こちらは厩舎の西側の大きな木であります。
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朝日に照らされて輝くその姿は、神々しさを感じさせます。

え? 木と3が何の関係があるのかって?
木は英語でtree。3はthree。
ほら、英語を習いたての時、
区別が付きにくい単語の筆頭だったということで。

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あ、これは朝の太陽。
はい、英語で”サン”ですね。
チャンチャン♪

堂々と

秋晴れの今日、お昼の時間に
お二人の曳き馬のお客様がありました。

まずはジュニア会員様の弟様。
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赤のシャツと赤のゼッケン。
お揃いのカラー。

今回は久しぶりでしたが、
過去に何度も乗られていて慣れたもの。
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颯爽と跨ります。

その姿を会員様が見守ります。
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「上手になったね~」

騎乗姿勢も堂々としたもの。
ナターシャとのコンビもバッチリ。
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楽しんで頂けたようで、何よりです。

続いては、サンタコスチュームが似合う可愛らしい女の子。
会員様の姪っ子様です。
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うまく乗れるかな?

・・・の心配は無用。
初めてお乗りになったとは思えないほど
堂々としたご騎乗っぷり。
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会員様と「将来有望ですね」
ポーズも可愛らしく決めて頂きました。
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終わった後は、おやつタイム。
グイグイ来るナターシャに
最初はちょっぴり戸惑っておられましたが、
cf30ffebe805708a769e5994f46a96ee4 300x224 堂々と
最後ははい、どうぞ~。

本日はお越し頂き、ありがとうございました。
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また来てね~。

奥深き旋毛の世界

《前回のあらすじ》
馬は各自、健康手帳を持っており、
そこには様々な情報が。
特徴の欄には白い部分が記載。
そしてつむじの場所も・・・。

さてさて、マグナス
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にある「珠目正」と「波分二」とは?

まずは珠目(しゅもく)。
これは額にあるつむじのことです。
目の上端から下端の範囲内にあれば珠目正。
上端より上なら珠目上、下端より下なら珠目下になります。

マグナスの場合・・・
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この位置なので、「珠目正」となるわけです。

次に波分(なみわけ)。
こちらは頸(くび)にあるつむじ。
頸の下側のライン(溝より下)で、
頸を頭側から胸前側まで三等分した
下側三分の二の範囲内にあるものです。

・・・と書いてもサッパリ分からないので、実際に見てみましょう。
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マグナスは二つあるので「波分二」となります。

ちなみに健康手帳では図で示されており、
×印が、つむじのある場所です。
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他にもつむじの名称はたくさんありますが、
ハーモニーファーム京都の馬たちに見られるものを。

吭搦(ふえがらみ):波分よりも頭寄り→ニコラス・あんず
髪中(かみなか):たてがみの生え際から3cm以内→ジョン・金太郎・コスタ
初地(しょち):前うでから球節まで→B&B・コスタ
沙流上(さるのぼり):後肢の飛節から球節まで→ナターシャ・コスタ
浪門(ろうもん):胸前の中心線上の幅3cm以内→コスタ

コスタが多いですが、そういう体質なんでしょうかね?

白い部分と旋毛と

今回は、馬体の謎に迫っていきましょう。
馬はそれぞれ「健康手帳」というものを持っています。

その中には「特徴」という欄があり、
個体識別のための重要な情報・・・
一見すると呪文のような文字が書かれています。

そこで問題。
↓はどの馬の特徴でしょうか?
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毛色と生年月日は隠してみましたが、皆さん分かりましたか?

正解は・・・マグナスでした。
最初の「大流星鼻梁鼻大白上下唇大白」は、
顔の白い部分を表しています。
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マグナスは白い部分の面積が大きく、
文字にすると長~~くなります。
唇は上下とも白いですね。
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「四長白」は、肢の白い部分。
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マグナスは四肢すべて白く、しかも長いのが特徴。
いわゆるソックスを履いているように見えます。

刺毛は白い毛で、白斑までにはまとまっていないもの。
「肋」が分かりやすいでしょうか。
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お腹が白いのもちゃんと記載されています。
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左後肢のすねも白斑になるんですね。

最後に残った「珠目正」と「波分二」。
実は、これらはつむじがある場所を示しているのですが・・・。
ここで再び問題。
ズバリ、どこのことでしょう?
正解は・・・ぜひマグナスに触れて探してみて下さい。
後日発表しますよ♪

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