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Archive for 2023/10

場長のひとり言15

場長です。

う~んとですね、

今日は、特徴の続きをお話ししようと思います。

特徴は良くわからないし眠くなるからいいよ、って思ってる方も

そんなこと言わずにお付き合いください。

前回は白斑についてお話しました。

今回は旋毛についてお話します。

簡単にいうと「つむじ」です。

馬体にはあらゆるところにつむじがあってこれもそれぞれのお馬さん

によって違います。

なので個体識別に利用できるのですね。

馬体のつむじのある位置にそれぞれ名前が付けられていて

例えば、フェリス君の特徴に記載されている珠目上の

珠目(しゅもく)とは額の部分のつむじのことで上が付くと上のほうに

ありますよ、ということです。

髪中(かみなか)とは、たてがみの生え際にあるつむじのことです。

波分(なみわけ)とは、首の下のほうにあるつむじのことで、

長(ちょう)が付くと10センチ以上もあるつむじのことになります。

旋毛については位置によって基本で19種類あって、変則も入れると

もっとあります。

ハーモニーファーム京都の馬たちの写真ではなかなかわかりずらい

ですが、お馬さんを近くで見る機会があれば旋毛を探してみると

なかなかおもしろいかもしれません。

次に、フェリス君の特徴の最後に記載されている「左後一白」

ですが、これは察しの良い方はおわかりになると思います。

そうですお馬さんの肢に白(ハク)が入ってますよということです。

左後一白は左後ろ肢に白がありますよということです。

あし毛や白毛はちょっとわかりずらいですが、他の毛色で

肢に白が長く上のほうまで入っているとかなり綺麗に見えます。

人が白いソックスをはいているようにみえることから

例えば、「靴下を3本はいてる」みたいな表現をすることもあります。

以上がお馬さんの基本的な特徴の表現の方法になります。

難しくて眠い・・・、特徴はもういいや・・・

などの声が聞こえてくるのでこのへんで特徴については

お話をやめておきます。

が、特徴については実はまだまだ表現方法があるのです。

刺毛、烙印とか・・・

ハイ、もうやめておきます。

特徴について話をしすぎてフェリス君の紹介がおろそかに

なってしまったので、また日を改めてフェリス君の紹介の

続きができればと思っております。

今日も長文+難しいお話にお付き合い頂き、

ありがとうございました。

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頭部白斑、旋毛、肢部白斑・・・

難しいかもしれませんが、お気に入りの

お馬さんの特徴を探してみるのもおもしろいかも・・・

探しているうちに新しい発見があるかもしれない

ですよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

場長のひとり言14

場長です。

う~んとですね、

今日は、馬紹介の続きをやろうと思います。

前回のフェリス君の続きですね。

場長のひとり言13では、フェリス君の名前の由来について

お話させて頂きました。

今日はまずは、生年月日などの細かいところから・・・

品種はサラブレッドです。これは前回お話しました。

生年月日は2018年3月12日、5歳ですね。

毛色は栗毛です。生まれは北海道の新ひだか町だそうです。

特徴は、星・珠目上・髪中・波分長・左後一白・です。

またまた呪文が・・・

ということで、ついに呪文についてのお話をしようと思います。

まず、特徴の最初に記載されている、「星」(ホシ)ですが、

お馬さんの顔の特徴を表しています。

ハーモニーファーム京都の馬たちのフェリス君の写真を見て頂くと、

顔の正面に白い毛が生えているのがわかると思います。

その白い毛のことを頭部白斑(トウブハクハン)というのですが、

お馬さん一頭一頭すべてで形も大きさも違うんですね。

それで、個体識別が可能ということになるんです。

頭部白斑の種類ですが、ざっと32種類くらいあります。

変則型を入れるともっともっとになります。

すべて紹介したいのですが、紹介しはじめると、一冊の冊子になって

しまうので、やめておきます。

例として、ハーモニーファーム京都の馬たちの中から

何頭か紹介するので、写真と見比べてみて下さい。

まずは、ジョン君。

これはフェリス君と同じ、「星」になります。

次にマグナス君。

これは立派な白斑です。長くなりますが、

「大流星・鼻梁鼻大白・上下唇大白」(ダイリュウセイビリョウビダイハクジョウゲシンダイハク)

といいます。

流れ星のように上に向かって白斑が流れていて大きいです。

さらに額から鼻まで大きな白斑があり、鼻の周りも唇の上下にも

大きな白斑があるので、上記のような記載になります。

最後に金太郎君。

「額刺毛・流星・鼻梁鼻白・断上下唇白」(ヒタイサシゲリュウセイビリョウビハクダンジョウゲシンパク)

となります。

この場合、マグナス君と実はほとんど同じなのですが、大きさが小さいので、

「大」が取れます。

唇の白斑が途中で一回とぎれるので、「断」が入ります。

そして「額刺毛」ですがよ~く写真を見て頂くと、額の白斑の左上にちょこっと

白い毛が確認できます。

それが刺毛ですね。

と、ここまで頭部白斑についてお話させて頂きました。

難しくてよくわからない、説明されても呪文にしか聞こえない、眠くなってきた、等

いろんな声が聞こえてきそうなので、

今日はこのへんで逃亡させて頂きます・・・

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実は、あし毛のナターシャさんにも立派な頭部白斑があるのです。

わかりにくいですが・・・

わかった方は頭部白斑マスターの称号を差し上げます。

わかったら本当にすごいです。

わかった方は場長まで・・・

あるいはインスタのコメント欄に呪文を書き込んで下さい。

皆様からの解答をお待ちしております。

それでは、場長からの挑戦状でした。

また次回、特徴の続きでお会いしましょう・・・

 

 

 

 

 

場長のひとり言13

場長です。

う~んとですね、

今日は、「幸せ」についてお話しようと思います。

え、いつから哲学のブログになったの、と思ったあなたは

いたって普通です。

またまたまた、このおっさんは・・・

どうせ馬紹介でしょ。

と思ったあなたは、場長のひとり言マニアに認定します。

ということで、3頭目の馬紹介を始めたいと思います。

ハーモニーファーム京都の馬たちの表紙を飾ってくれている

馬たちの真ん中のお馬さんです。

名前を「フェリス」っていいます。

みなさんはフェリスと聞いて、何を思い浮かべますか?

やはりフェリス女学院ですかね。

場長も詳しくはどんな学校なのか存知ませんが、

非常に有名だと思います。

あとは、あんまり聞いたことない響きだなと感じる方が

多いのではないかと思います。

意味は、スペイン語で「幸せな」という意味なんだそうです。

フェリス君もサラブレッドで、もと競走馬なので、

競走馬時代の名前もあるのですが、

実は一回も競馬を走ってないお馬さんなのです。

競走馬になるためにトレーニングは積んでいたみたい

なのですが、なぜかレースには出ていないみたいです。

何か理由があると思いますが詳しくはわかりません。

ということで、早々に競馬の世界に別れを告げて、

ハーモニーファーム京都にやってきました。

名前のお話に戻りますが、競馬の世界では芽が出なかったので

心機一転、乗用馬として活躍出来るように改名しようという

ことになり、「フェリス」になりました。

ちなみに命名者はハーモニーファーム京都特製虫除けの開発者

でもある主任です。

お馬さんに名前をつけたのは、初めてだったそうです。

フェリス君がハーモニーファーム京都にくることになったころは

世間ではコロナが猛威をふるっていた時期で、

ハーモニーファーム京都においてもコロナだけでなく、

次から次へとこれでもかというくらい大変なことが

起こっていて、ドタバタな時期でした。

それで、少しでも幸せが訪れるように・・・

という願いも込め、幸せを運んでくれるように・・・

ということで、「フェリス」になったという深い深い意味が

ある名前なのですね。

フェリスが来てからもドタバタはしばらく続きましたが、

少しづつ良くなってきています。

やっぱりフェリス君が幸せを運んできてくれたのかも・・・

って思ってます。

ハーモニーファーム京都に来てくれてありがとうね・・・

ちなみに、ペットの名前にも結構使用されているみたいです。

おっとと、

またまた長文になってきたので、続きはまた次回・・・

今日もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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最近は、小さなことでも感謝し、幸せを感じられるように

なってきました。

年を取った証拠かな・・・

ありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

場長のひとり言12

場長です。

う~んとですね、

今日は、うさぎさんのお話の続きをしようと思います。

生年月日は、2005年5月19日です。

18歳ですね。

特徴は、星・珠目正・髪中です。(呪文です。気にせず先に

進んで下さい。)

毛色は芦毛(あしげ)ですね。

ここでお馬さんの毛色についてですが、

芦毛は基本全身が白い色のお馬さんです。

ただ、若い時は灰色と白が入り混じっています。

芦毛に似た毛色として、白毛(しろげ)というのがあります。

この毛色は非常にめずらしくたまにしかお目にかかれません。

芦毛は毛は白いのですが、灰色の毛が混じっていたり、

毛の下の皮膚が基本、灰色です。

白毛は皮膚も含めて、真っ白でなければ、認定されません。

なので、珍しい毛色なんですね。

有名な馬であれば、知っている方も多い、競走馬のソダシが

白毛ですね。

あとは、鹿毛(かげ)、黒鹿毛(くろかげ)、青鹿毛(あおかげ)、

青毛(あおげ)、栗毛(くりげ)、栃栗毛(とちくりげ)、などなど・・・

個人的には尾花栃栗毛(おばなとちくりげ)が大好きです。

今まで、一度だけ生で見たことがありますが、まず出会えません。

非常に珍しい毛色で、赤褐色の馬体にたてがみとしっぽが薄い金色を

している毛色です。

白毛より出現しない毛色だと思います。

とにかく息をのむ美しさです。

もう見ることはないと思っていたのですが、

尾花栗毛と尾花栃栗毛の間位のお馬さんに最近出会ったのです。

このお話はまた今度・・・

毛色について話し始めると、またまた終わらなくなるので、

またの機会にお話し致します。

さて、話の続きに戻って、うさぎさんは、

京都に来る前は競技会にも出場して頑張っていました。

なので、良くトレーニングされているお馬さんなので、

京都に来てからは、会員様にいろんなことを教えて

くれています。

いち時期、肢に故障が発生していたみたいですが、

今は全快して元気パンパンにレッスンを頑張って

くれています。

ありがとうね・・・

おっと、今日もだらだらと長文になってしまいました。

今日はこのへんで・・・

今日も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

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尾花栃栗毛っぽいお馬さんが、あなたのすぐそばに

いますよ・・・

ハーモニーファーム京都の中に・・・

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

場長のひとり言11

場長です。

う~んとですね、

今日はうさぎさんの紹介の続きを・・・

と思ったのですが、

虫のお話の続きをやろうと思います。

前回はサシバエのお話をしましたが、

今回の主役はアブです。

馬のいる場所にはよく見かける虫です。

サシバエは雌雄、どちらも吸血することは以前

お話ししましたが、アブは基本的に雌のみ、

吸血します。

動物の血液からタンパク質を補給し、

産卵するためです。

吸血した雌のアブは、草の葉や枝に産卵します。

アッという間に幼虫になり、土中にもぐります。

幼虫は基本的に土の中で過ごします。

ここからは1年~3年位、土中で過ごすらしいです。

そして時がくると土中から地上に出て蛹になり、

羽化して成虫になって攻撃してくるようです。

サシバエも大変ですが、アブは刺すとかなり痛いらしく

サシバエよりも馬は嫌がります。

また、刺して出血させてから血を吸うので、

刺された場所は流血し、見ているだけでかわいそうになります。

そこでアブよけの出番なのですが・・・

今のところ、ほとんど効果がないものが多いです。

虫除けの馬の服もありますが、出てくるのが暑い時期なので、

体の一部分に着せるくらいかと思います。

また、ハッカ油が効果があると言われますが、気持ち程度かな、

と思います。

あくまで場長の経験の範囲の話なのであしからず・・・

個人の感想なので、うまく使われている方がいたら教えて頂きたいです。

となると、あとは撃退するしかないということで、

叩いて叩いて叩きまくる!

ということになります。

ハーモニーファーム京都では、アブの時期は会員様、お客様、スタッフ、

みんなでアブを撃退しています。

これが一番効果的みたいです。原始的ですが、確実に撃退しています。

ここでまたまたあらためて皆様に御礼申し上げます。

次にハーモニーファーム京都で多いアブの種類なのですが、

圧倒的にキンイロアブが多いです。

全身が黄色で眼が緑で体長が2センチくらいのアブです。

時期になると大量に発生し、馬の肢やお腹を攻撃します。

ただ、乗っていて馬が暴れるとか、そういうことはないアブ

なので、唯一救いですが・・・

危険なアブといえばアカウシアブですね。

馬の背中から腰にかけて襲いかかり、一瞬で刺します。

馬はビックリして跳ね回ります。

危険ですね・・・

場長はいままで騎乗中に2回ほど刺されて、大変な目にあいました。

このお話もまた今度出来れば・・・

ただ、ハーモニーファーム京都では、見かけないので安心して下さい。

おっとと・・・

またまた長文になってきました。

今日はこのへんでお開きということで・・・

今日もお付き合い頂きありがとうございました。

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そろそろアブの季節も終わりみたいです。

良かったよかった・・・

 

場長のひとり言10

場長です。

う~んとですね、

今日は、うさぎのお話をしようかと思います。

え、うさぎって・・・

またまたこのおっさんは何を言ってるんだろう・・・

と思われたあなたは正常です。

あ~あの話かな・・・

と思われたあなたは場長のひとり言フリークです。

ということで、

会有馬紹介の続きをします。

そうです、ホームページのハーモニーファームの馬たち

の表紙を飾る3頭の内の一番右端のお馬さんです。

名前を「うさぎ」といいます。

これで答えが解りましたね。

そうです、真っ白できれいなお馬さん、

うさぎさんの紹介です。

なぜ「うさぎ」なのか・・・

写真ではわかりにくいですが、右の耳が途中で

前向きに折れているんです。

よくイラストに使われるうさぎさんの絵を思い出して

頂いて、片側の耳が前に倒れているイラストを

見かけたことがあると思います。

まさにあのままです。

なぜこんなことになってしまったのかというと、

生まれて間もない頃にお母さんに耳を踏まれてしまったそうです。

その結果、前に倒れたままになってしまったそうです。

幸か不幸か、それが今ではチャームポイントになっています。

本人も別に痛かったりするわけでもなさそうなので、

良いのかも・・・

品種は日本スポーツホース種、です。

日本スポーツホース種とは、乗馬専用に生産されているお馬さん

です。もちろん日本国内で生産されているお馬さんです。

速く走ることを求められるサラブレッドとは違い、

骨格がしっかりとしていて速さよりパワーを重視する

配合になっています。

性格的にもおとなしい個体が多く、扱いやすい個体も多いです。

おっと、

外でバンバン花火の音が・・・

そうです。今日は、城陽の花火大会の日でした。

ハーモニーファーム京都のすぐそばで打ちあがります。

お馬さん達が驚いて怪我などしてないか見回りに

行ってきます。

中途半端ですが、今日はこのへんで。

場長でした。今日はちょっと短めでした・・・

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個人的には、長岡の花火が大好きです。

特にフェニックスが・・・

みなさんご存知ですか?

一度、直接見てみたいと思っていますがなかなか・・・

 

 

 

 

 

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