乗馬クラブ ハーモニーファーム京都

秋分の日を過ぎましたが、暑さが戻ってきました。
気温はそれほど高くないのですが、湿気があります。
空を見上げると、秋の空と夏の空が混ざっていました。

季節も夏に戻ろうか秋に進もうか迷っているようです。

この時期になると、クラブ内では
あちこちで秋の花が咲き始めるのですが、
今はまだ↓が目立つ程度。

毎年大量に葉を落とす木も、まだ葉は緑色でした。

季節の進行は迷っているようですが、
馬に乗ったり、触れたりする時は迷いは禁物。
人が迷うと、馬も不安になってしまいます。
迷わずに、思い切って乗馬を楽しみましょう！
）

涼しくなったと思ったら、暑さがぶりかえし、
残暑の厳しいハーモニーファーム京都。
引き続き、蹄洗場では丸洗いが行われています。

みんなとても気持ち良さそうですね。

一斉に洗っても、乾き具合には個体差があります。
なぜか、栗毛の馬は乾きやすい傾向が。
ジョンに金太郎、そして・・・

あんず！
左半身を洗って、右半身を洗っているうちに、
もう左半身が乾き始める、なんてことも。

一方、ちょっぴり乾きにくいのが芦毛。
白は熱を反射する色なので、ということなのでしょうか。

アムロもそんな芦毛の一頭ですが、
しっかりブラシをかけてあげれば乾きますよ。

別の意味で乾きにくいのが・・・
そう、モジャ毛のララミー。

超吸水タオルもご用意しておりますので、
根気よく乾かしてあげましょう。

「今日はお子さんが多いですね」
の声に馬場を見てみると・・・。

大勢のジュニア会員様がお乗りになっていました。

ジュニア会員様は、暑くても寒くても、
いつも元気一杯、パワフル！

小学生の女の子も頑張っています。
熱意に押されて、B&Bも頑張っていました。

一方、こちらの会員様は、姿勢が美しい！

バレエをされているそうですが、納得です。
乗馬はバランスが大切なので、
きっと役に立っていることでしょう。

そんな若さで活気に満ちあふれた
ハーモニーファーム京都へ、せひお越し下さい♪

乗馬は年齢関係なく楽しめる、素晴らしいスポーツですよ。

暑い季節、人間の給水は大切ですが、
よく汗をかく馬たちにも給水は大切です。

一頭にあげていると、「ボクも」「ワタシも」
馬はホントによく水を飲む動物です。

一方、こちらは馬場に給水・・・じゃなかった散水中。

乾燥で砂埃が舞うのをを防ぎ、
気化熱で気温を下げる等の効果があります。

散水をしていると、黒いアゲハチョウが登場。
昆虫にとっても、貴重な水場なのでしょう。

自然に囲まれたハーモニーファーム京都（HFK）には、
このように、貴重な水を求めて、
しばしば他の生き物が来場します。

そんな蝶も舞い踊るHFKで、さぁ、乗馬を！

「最近コスタが、なつくようになったんですよ～」

マグナス大好き会員様の奥様に
頬をなでてもらっているのは、
クールなキャラが売りだったはずのコスタ。

「も、もしかして、くらがえされた？」

横目でちょっぴり心配そうに見ていたのはマグナス。
「まさか、ねぇ・・・」

「そんなわけないでしょ、マグが一番よ～」

「あ～よかった」
安心したマグナス。いつも以上にスリスリしていました。

一方、いつも元気な、あんず大好き会員様。
こちらの方がお越しになると、一番喜ぶのがバルト。

嬉しそうなバルトに、今日もお湯をあげておられました。

それを見ているのは、もちろん隣のあんず。

自分は確実にもらえると分かっているのか、
焦ることなく落ち着いたものです。
「くらがえされるわけないし～」

この後、もちろん可愛がってもらっていました。

ところで、「くらがえ」は漢字で書くと「鞍替え」。
すわ、馬と関係ある言葉なのかと思いきや・・・
調べたところ、「鞍」は当て字で、
馬とは無関係という説が有力でした。残念。

皆様の乗馬の目標は何でしょうか？
競技会でしょうか？
それとも外乗でしょうか？
外乗といえば淡路！
海へ山へ、ぜひお楽しみ下さい。

ところで、目標の一つとして、人馬一体を目指す
という方もおられるのではないでしょうか。

その瞬間は、まるで羽でも生えたかのような
馬の動きを体感することができ、
言葉で言い表し難い魅力がありますね。

一方、こちらは・・・

これもある意味、人馬一体？
顔をなでていらっしゃる会員様を撮ったのですが、
角度が良かったのか、見事にはまりました。

朝、乾草をもらった、あんず。
脇目も振らず、一心不乱に食べています。

食べることは、馬にとって、
大いなる愉しみの一つです。

それを、うらやましそうに見つめる鹿毛じゃなかった、影が。

「あんずさ～ん、美味しそうだね。
それ、ボクにもちょうだい♪」

「あんずさ～ん、聞こえてる～？」
「・・・」
「ちょうだいってば～」
「・・・」
「けち～」

・・・いや、あなたの足元にもタップリあるでしょ。
「え、気付かなかった～」

「モグモグ・・・幸せ～。
お隣さんが食べている方が
美味しそうに見えたんだよね～」

恐らく味は一緒だと思いますよ、バルト。

「ま、そうだよね～」

朝、蹄洗場に繋がれているアムロ。
向こうのニコラスが隠れる位、前に出ています。

「また前に飛び出て、目立ちたがりなんだから」
と思ったのですが、目がショボショボ。
体重を無口に預けて、休んでいるようです。
ならば前に飛び出る理由も分かりますね。

その、向こうにいたニコラスは、馬房に戻って休憩。
顎を地面に載せて休んでいます。

人間の頭の重さは、体重の10％位と言われていますが、
馬の頭も重たいでしょうから、これが楽な体勢なのでしょう。

一方、あんずは・・・

お尻を馬栓棒に載せていました。
あんずと言えば、よく蹄洗場で立ったまま寝ていますが、
どんな休み方をしていてもキュートですね。

ある日のこと。
おたべZの馬房を掃除していると・・・。

どこからともなく「ポンポンポン」。
太鼓を叩くような音が聞こえてきました。
「レビストは離れているし、隣のバルトだろう」
と思ったら・・・。

意外にも音の主は、はす向かいのジョン。

上唇と下唇を上手く叩いて音を出していました。
その音程はバルトのよりも低い音。
動画は撮れなかったので、いつかご紹介したいと思います。

そんなジョン君。別の暑かった日には、
放牧の後に洗ってもらっていました。

「とても気持ち良いよ～」

ハーモニーファーム京都には、他に栗毛は
金太郎、あんずといますが、皆汗かきです。
そして、洗った後、すぐに乾きます。
何とも意外な共通点ですね。

その日、あんずは朝からソワソワしていました。
「今日って5月20日よね。ということは・・・」

「あんずさ～ん、どうかしたの～？」
「え、おたべちゃん、な、何でもないわよ」
「そ～おぉ～？」

一方、クラブハウス内では、着々と準備が。

その残った分を、他の馬たちにおすそわけ。

「はい、どうぞ～」
「わ～い、ありがとう」

そして・・・にんじんケーキの完成。

早速馬房でお祝いしましょう。

今回は、特製の花飾りと、ネームプレート付無口も。
さぁ、たっぷり召し上がれ。

「あんず、ハッピーバースデー！」
「わーい、毎日が誕生日だったら良いのに～」

最後はお外で記念撮影。

今年も盛大に祝ってもらって、
幸せそうなあんずと会員様でした♪