近畿地方の梅雨明け宣言はまだですが、
連日真夏のような天気が続いています。
ふと見上げると、入道雲がモクモクと成長中。
7月上旬の空とは思えません。
「最近、馬たちって放牧されてませんね」
「昼は暑くなってきたので、朝に放牧してるんですよ」
この日は丸馬場でアムロが。
全く走り回らず、食べてばかり。
そりゃあんな体型にもなりますって。
角馬場では夫婦コンビ、ララミーとナターシャ。
ナターシャ「もっとグルーミングしよ~」
ララミー「え~、飽きたし~」
というわけで、並んでお食事タイムとなりました。
放牧は馬にとっての愉しみの一つですが、
普段あまり見られない行動を見ることができるので、
人間にとっても面白いものですよ。
今年の梅雨は、天気が極端ですね。
快晴で猛暑かと思えば、一転して豪雨。
この日は昼過ぎから大雨になりました。
さすがに蹄洗場も寂しく・・・と思いきや。
馬場は会員様で賑わっていました。
小さい中間種から、大きなムーンちゃんまで。
あいにくの天候の中お越し頂き、スタッフ一同、
感謝感激雨嵐・・・じゃなかった、雨霰です。
雨の中頑張ったカルロス君。
水も滴る良い男になっておりました。
「なかなか止んでくれないね~」
厩舎では、お手入れが終わったムーンちゃん。
会員様にオヤツのチュウを。
「かなり上達しましたよ♪」
うわ、ちょっと見ない間に、
物凄く上手になってるじゃないですか!
雨の日も悪くないな、と思った一日でした。
昨日もブログに登場したアムロ。
この日の朝は、馬房掃除のため、
蹄洗場に繋がれていました。
とても大人しく待っています・・・って
すぐ隣に繋がれている、大きな馬はラミサカ!
こちらも先日ブログに登場したばかりです。
人に対しては時には厳しくもある先生ですが、
馬に対しては優しいようですよ。
ララミーと並んで小さいサイズのアムロと、
大きめサイズのラミサカ。
並ぶと大きさの違いがよく分かります。
ところで、この2頭は、馬房はご近所さん。
時々、会話が交わされているようですよ。
「アムロ君、最近ますます好調じゃないか」
「ラミ爺こそ、レッスン頑張っておられますね」
「君に爺さん呼ばわりされる筋合いは無いぞ」
「でも倍近く年齢は離れてますよね」
「あくまで倍近く、だ。それに私も平成生まれだ」
「そんなこと言ってる時点で、昭和の香りが漂ってますよ」
「だからジジイ扱いするな! そんなにもうろくしとらん!」
・・・と、想像するだけでも楽しめます(笑)。
普段は、あんずにお乗りになることが多い会員様。
この日もあんずにお乗りになった後、
元気に2鞍目。馬は・・・アムロでした。
「あんず」と「アムロ」、ご騎乗の2頭は「あ」つながりです。
「わ~、初めて。どんな乗り心地か楽しみ~
随分小さいですね。ララミーのような感じですかね?」
上手く動かしているように見えましたが、
いかがでしたでしょうか?
「いや~、衝撃的でした」
「ララミーのようでしたか?」
「いや、全然違いました。面白い動きをしますね」
その後、馬房まで帰して頂きました。
「でも楽しかったですよ。また乗りたいです」
皆様も、2鞍お乗りの際は、共通点を探してみてください。
意外なつながりが見つかるかもしれませんよ。
ただし、「ハーモニーファーム京都の馬つながり」はナシで(笑)。
昨年のこの時期に、変顔コレクションをお届けしました。
馬たちの愛くるしい表情に癒された方も多いと思いますが、
たまには真面目な顔をということで、
今回はその逆バージョン、真顔の馬たちをどうぞ。
まずは蹄洗場で。
いつもよく出している舌を、引っ込めたパクパク。
イジられたり、よく鳴いたりしているアムロも。
口を閉じていれば眉目秀麗・・・は言いすぎでしょうか(笑)。
真面目に、と言えばレッスンでしょう。
金太郎はいつ見てもカッコよさがあふれていますし
ラミサカも年齢を感じさせないほど精悍です。
普段は女の子らしさ満開のおたべも、
レッスン中は、もちろん真剣です。
ララミーは・・・可愛いリボンをつけて、一生懸命。
そのギャップが、見ているこちらを笑顔にしてくれます。
ところで、ブログ担当クロダのお気に入りは、
蹄洗場にいる馬を、窓から見ている光景。
カルロスを見つめるバルトに
ナターシャを見つめるカルロス。
特にカルロスは、他意はないのでしょうが、
真面目な顔の中に、トボけたような面白さが
にじみ出ている気がします。
馬の外見をイジって個性を際立たせる
ということはあまりしないのですが、
髪だけは例外です。
馬場馬術競技に出場する馬や、競馬の牝馬のように、
たてがみを綺麗に編み込んでいる馬は、
見た目に華やかです。
↑は、以前ご紹介したムーンの編み込み。
ハーモニーファーム京都(HFK)では、
個性的な髪型がよく見られます。
薄い前髪と言えば、レックス。
「いや~、これじゃ結えないわね~」
モヒカン風に、一部を刈られたのはパクパク。
中間種特有の剛毛かつ長い毛の持ち主ですが、
イヤーネットを装着したときに、
邪魔にならないように切られたようです。
また、HFKでは、リボンがよく見られます。
先日、髪を切ってもらったおたべちゃん。
この日はかわいいリボンを前髪に。
「こうして見ると、女の子ですね~」
こうして、時には個性の際立つHFKの馬たちに、
ぜひ注目し、可愛がってあげて下さいね。
・・・アムロは完全にイジられキャラが定着しました。