そんな誰からもかまってもらえる雰囲気のララミー。
「 今日はサカジョウさんに、かまってもらっています。 」
というより、
「 今日はサカジョウさんにカラまれています 」
という表現の方がしっくりくる写真写りになってしまいました。
昔、居酒屋の前でこんな光景を見たことがあったな。と、
こんなことがない限り、
思い出さない様な記憶が頭の中に浮かんできました。
でもなぜか、
カラまれている姿が似合うララミー。
そんな見た目と雰囲気が、
ララミーがかわいいと言われるポイントのひとつだと思います。
もちろんララミーだけでなく、
たくさんのお馬さんの中から、
それぞれの良いところを見つけてかわいがってあげてください。
今日もハーモニーファームでみなさまのお越しをお待ちしております ♪
恥ずかしそうに、
照れながら、
ジュニア会員の女の子が、
ぼくに近づいてきました。
「 どうしたん? 」 と聞くと、
笑顔で渡してくれたのは
折り紙でつくったララミー。
以前に、ジュニア会員の女の子がつくってくれた
3頭の折り紙のお馬さん。(そのお話はこちらです → 「 おうちでも。 」)
そこにララミーが仲間入りしました。
女の子が折ってくれるのは、
自分がこれまでに乗ったことのあるお馬さん。
今回で4頭になりましたが、
そのうちにきっとまた増えると思います。
そんな風に、
おうちに帰っても思い出して楽しんでもらえる。
お馬さんて、そういうところが素敵ですよね。
お馬さんに気持ちを凹まされたり、
また、そのお馬さんにたのしい気持ちをもらえる。
みなさんもきっと、
そんなよせてはかえす波の様な、
喜怒哀楽のある乗馬ライフをお過ごしだと思います。
もちろんぼくもその一人です。
これからも、
お馬さん達からたくさんの感情をもらいながら、
一緒にお馬さんのある生活を楽しんでいきましょう ♪
レッスンへ・・・
出る前の馬装を終えた3頭。
完全に・・・
寝とるがな!
と誰かにつっこんでもらいたい光景です。
見事にどの子も起きてません。
一日中観察していて思うのは、
この子たちが必死なのは、
厩舎の中で、馬房の前を通る会員さんにニンジンをねだるとき。
このときのがんばりと、愛嬌の良さは、
種の壁を越えて、
「 ニンジンちょうだい 」 という声が聞こえてくるほどです。
ということで、
馬房で体力を使ったお馬さん達は、
いったんレッスンの前に、
蹄洗場で、
一休みをするのです。
・・・
そんな風に、
良い食事と、良い睡眠をとって、
レッスンに向けてお馬さん自身で体力調整をしていると思います。
おそらく。
みんなそれぞれ何かしらがんばっていますね。
そんなお馬さん達とともに、
今日もみなさまのお越しをお待ちしております ♪
この写真。
放牧されるのを待っている時なんです。
こんなにも穏やかな表情の中に、期待を滲ませるララミー。
この子たちのこんな表情を見ると改めて、
どんな風に接したら喜んでくれるかなあ。
と、考えたりします。
長く接しているから、
喜ぶことも嫌なことも恐がることも、
大体分かってきたこの頃。
分かってきたぶん、よりかわいく、
またそのなかでも今まで気づかなかった新しい発見もあって、
毎日接しているのに飽きそうにもありません。
これからも、
きっと飽きることがないんやろうなあ。と思いながら、
次に出逢う新たな発見を楽しみに過ごす毎日です。
今日もハーモニーファームでは、
みんな元気に走ったり、お昼寝したり、ニンジンを催促したりと、
いきいきしている姿が見れます。
そんな姿を楽しみに、お越しください。
お待ちしておりまーす ♪
・・・つづき、
髪をどんどんすかれるララミー。
早く終わってほしそうにチラチラ見てきます。
が、
空き時間にしていたので、
やらなきゃいけない作業の時間になり、
続きはまたあとでする事となりました。
作業が終わり、
しばらく経ってからまた再開。
「 待った ?♪ 」 と、
待たせた恋人に声をかける様に言ってみたぼくに、
「 待ってへんわ。 」 と耳を伏せてアピールするララミー。
散髪セットを持つぼくを、露骨に警戒してきます。
「 まあまあ落ち着いて。 」
と、言いながら、
どんどんすきました。
どんどんどんどん短くなって、
タテガミの下に風が通る様になり、
前髪もカットし終えて散髪終了。
今度は気が抜けたのか、
悠長なあくびを連発していました。
ひとまず、
モッコモコのララミーヘアは冬までお預けです。
夏モデルのララミーと一緒に、
今日もみなさまのお越しをお待ちしております ♪
夏は夏らしく、
今年もしっかり暑いですが、
だからこそ、
涼しいことをするのが気持ちいいです。
木陰に入って休んだり、
お馬さんを洗う時の水にも、
涼を感じる事が出来ます。
ぼくはララミーのふんわりヘアーが好きですが、
首すじが暑そうに感じたので、
ララミーが嫌がるのは知っていますが、
気にせず散髪をする事にしました。
散髪用のクシを持って前に立つぼくと、
警戒するララミー。
「 やっぱりイヤやんね。 」
と思いながらも、
気にせずスタート ♪
小さい子供のお父さんお母さんは、
きっとこんな気持ちで子供の散髪をするんだろうな。
と勝手に想像しながら、
どんどんスイていくぼくと、
不満気に髪をスカれていくララミー。
終始、
イヤだとアピールされながらも、
「 まあまあ 」
とか
「 大丈夫大丈夫 」
とか
気を紛らわせながら、
淡々とタテガミをスイていきました。
・・・つづく。
夕暮れ時、
蹄洗場を歩いていると、
ララミーが凍りついていました。
遠くの方に何かよく分からないものを見つけたのか、
「 また何かにビビっているんだな 」 と思いながら、
声をかけたり、
突っついてみたり、
してみましたが、
相変わらず凍りついていました。
ララミーにとっては、
この世が終わりそうな出来事が眼前で繰り広げられているのかも知れませんが、
ぼくらが見たところ、
ララミーの視線の先には、
いつもと変わらない夕暮れが広がっていました。
わかってあげられなくてゴメンね。というよりも、
種の壁を超えて伝わってくる分かりやすすぎるその表情に、
みんなで笑ってしまいました。
この表情をお客さんの騎乗中に出されると、
こちらの背筋が凍りますが、
蹄洗場でこんな表情を見つけたときは、
大丈夫だよーとララミーに伝える必要があるので、
まずは、お近くのスタッフにお声がけください。
以上、ララミーの凍りついたお話でした ♪