梅雨の合間に
梅雨の合間の晴れた日、
ハーモニーファーム京都は
大勢のお客様で賑わっていました。
広い馬場と丸馬場、角馬場。
馬場をフル活用してレッスンは行われました。
この日は曳き馬で女の子もご来場。
一番奥の馬場も使われましたよ。
以前に、ハーモニーファーム京都で咲く
シモツケソウをご紹介しましたが、
今回は、黄色い花をご紹介。
カタバミという名前だそうです。
漢字で書くと酢漿草や片喰。
ハート型の葉っぱがかわいいですね。
馬の顔の写真を撮ろうとすると、
皆カメラに興味津々。
どアップになってしまうことがよくあります。
そこで、久々のパーツ特集。・・・鼻です。
手掛かりがないとどの馬の鼻かは分かりにくいので、
今回もヒント付きで、鼻の競演をお楽しみ下さい。
まずはオーソドックスに鹿毛の馬の鼻。
同じく鹿毛ですが、
鼻を触られるのが大好きな馬と言えば・・・。
続いては牝馬の鼻を。
ハーモニーファーム京都には、
牝馬は四頭しかいませんよ。
裏の厩舎の馬の鼻はどうでしょうか。
馬体が黒いと、白いひげが目立ちます。
きれいなピンク色の鼻に
白い馬の鼻。
月毛でも鼻は黒っぽいんですね。
最後に独断と偏見で選ぶ、ベスト(?)鼻を。
白い馬体に黒い鼻。
そこに浮かぶ、きれいなピンクの縦線一本。
とってもラブリーな、お花のような華のある鼻でした♪
今回は、ハーモニーファーム京都における、
レッスンの前後の流れを見ていきましょう。
まずはレッスン前、馬装完了の馬たち。
中間種の馬が勢ぞろいです。
みんな可愛いですね。
レッスンに行く前に、頭絡を着けましょう。
ちなみに、この馬はアムロです。
ジッと待っていますよ。
時間になったら馬場へ連れて行きます。
ハーモニーファーム京都の馬は
皆おとなしく、ゾロゾロ行進して行きます。
広い馬場、丸馬場、角馬場の
3つの馬場を使って、レッスンは行われます。
馬場に出たら、いよいよレッスン開始。
今日はうまく動かせるでしょうか?
終わったら、帰ってきて下馬します。
蹄洗場に繋いだら、お手入れをしてあげましょう。
こうしてハーモニーファーム京都の
一日は過ぎていくのでした。
以前、馬の歩き方をご紹介しましたが、
今回は毛の色についてご紹介します。
馬の個体識別をするときに、
目に付くのは毛の色ですね。
まずは鹿毛。しかげではなく、かげと読みます。
茶褐色で、一番一般的な色です。
コスタやバルト、カルロスなど、
ハーモニーファーム京都(HFK)でも一番多い毛色です。
続いては栗毛。黄褐色で、鹿毛よりも明るい感じです。
金太郎やジョンなどがこの色です。
チェスナットマンは日本語に訳すと栗毛男、です。
あんずは・・・栗毛よりも暗い色の栃栗毛に近いかもしれません。
次に黒い馬を。
B&Bは黒鹿毛、
ムーンは青鹿毛です。
違いは、黒鹿毛は茶色い部分が目立つのに対し、
青鹿毛は漆黒と呼べるくらい茶色い部分はわずかです。
青鹿毛と似た色に青毛があって、
区別は相当難しいようです。
最後に白い馬。
芦毛のナターシャです。
生まれたときは茶色だったり黒かったりしますが、
年齢を重ねるごとに白くなっていくのが特徴です。
月毛はアムロとパクパク。
月毛はサラブレッドにはまず無い色ですが、
クォーターホースには割と多いようです。
突然ですが、問題です。
ララミーは何毛でしょうか?
正解は・・・栗毛だそうです。
たてがみと尻尾が白っぽいので、
尾花栗毛と呼んでいいかもしれません。
HFKにはいませんが、佐目毛や駁毛(ぶちげ)、粕毛(かすげ)など、
他にもたくさんの毛の色があります。
個性豊かな毛色の馬たちを、
ハーモニーファーム京都でご堪能下さい。