雨あがりのお昼。
クラブハウスの前に水たまりがあり、鏡のように穏やかだったので、
長ぐつでチョン。と触れてみました。
触れたところから、水たまりの端まで、広がっていくのを見ながら、
自然で遊ぶのはやっぱり楽しいな。と改めて思いました。
ちなみにお馬さん達は、
水たまりを嫌がるので、大体は避けて歩いていきます。
よっぽど乗り手に集中していれば、
水たまりも進んでいけると思います。
が、やっぱり大体は避けて歩きます。
人間が長ぐつでチョンと遊ぶ場合と違って、
お馬さんにとっては本能的に、出来るだけ避けたい場所なんでしょうね。
お馬さんと接すると色々と発見があります。
「 新しく知る 」 ことは、
生きる上での大きな歓びのひとつです。
ハーモニーファームで、
たくさんの新しい発見を経験してください。
みなさまのお越しをお待ちしております ♪
走り終えたお馬さんを、
蹄洗場でキレイにしてから馬房に連れて帰る時、
帰れるところで会員さんと会話をしていると、
お馬さんが 「 早く連れて帰って! 」 という意味のアピールで怒ってきます。
それを見て、会員さんと笑いながら、
「 ごめんごめん。帰ろ帰ろ〜 」 と、
馬房に連れて行くときが楽しいです。
街で見掛ける、
幼い子供に 「 早く行こ! 」 とゴネられている場面のお母さん達も、
こんな感じなんやろうなあ。
と、思いながら、
大きな体で、子供の様な要求を素直にアピールしてくるお馬さん達が、
とてもかわいく感じます。
お馬さん達の意思が見えたとき。
またひとつお馬さんを理解することが出来た。
と、小さな喜びが得られます。
乗馬をするということ。
それは、
お馬さんを知るということ。
お馬さんを知るということ、
それは、
自然のルールをお馬さんを通して、知るということ。
今日もこの子たちと一緒にみなさまのお越しをお待ちしております。
きのうは日中、
お日様が出ていた時は暑かったですね。
会員さんが蹄洗場でジョンにお水をあげながら、
「 ジョンかわいいなあ 」 を連呼されていましたが、
いつもかわいいので、
いつものかわいさを改めてホメられているだけだと思っていました。
が、
よく見ると、
ジョンは水を飲んでいるのではなく、
バケツの水に舌をひたしているだけで、
水を飲んでいる時の、のどの動きがありませんでした。
ということは、
単純に舌を水につけているだけということで、
これが何をしているところかと聞かれると、
正直、わかりません。
ただ、今まで見たことがなかったので、
会員さんと一緒に 「 珍しいですねー! 」
とジョンの新しい行動にみんなで笑いました。
特別な意味が無さそうなこの行動。
もしも、
この行動に特別な意味があって、それを知っている方がおられましたら、
是非とも教えてください。
それまでは、
何気ないこの行動を単純に楽しみたいと思います。
ハーモニーファーム京都にお越しの際は、
ジョンに水を試してみて下さい。
運が良ければ、
舌をひたしてくれると思います ♪
そういえば、
黒田さんが植えたチューリップが咲きました。
最初は黄色しか咲いていませんでしたが、
赤や白も咲き始めて、キレイです。
今まで、
チューリップっていいな。 と思ったことがなかったので、
27年間生きてきて、
初めての 「 チューリップっていいな。」 という感情に出逢いました。
チューリップの良さを知らなかったぼくは、
春になって咲くことを全然期待していませんでしたが、
春の陽に照らされた思いがけないキレイさに出逢い、
またひとつ、
自然の良さを知ることが出来ました。
もう既に出逢っている人も、
まだ良さを感じたことがない人も、
春をお楽しみください。
ハーモニーファームはメインでお馬さんを楽しんでもらうところですが、
生きる歓びに出逢っていただけるなら、
自然の移り変わりや、気が合う人に会うなどでも構わないと思います。
チューリップ以外にも野の花が咲いています。
ハーモニーファームで、
春をお楽しみください ♪
街や、郊外のしだれ桜がキレイですね。
ソメイヨシノとはまた違ったキレイさで、見る人を楽しませてくれます。
お馬さんも、
サラブレッドと中間種・中半血で、
しだれ桜とソメイヨシノくらいの違いがある様に感じます。
お馬さんということには変わりがありませんが、
たくさんのサラブレッドと中間種・中半血に触れていると、
「 あー、サラブレッドだなあ。」 と思ったり、
「 あー、やっぱり中間種・中半血やなあ。」 と思ったり。
長く接していくと、違いを見る目が養われていきます。
わかってくると、ものすごく面白いですよ。
わからないこともたくさんありますが、
わかることが、増える楽しみ。
意思のある生き物に触れるということ。
発見のたくさんある毎日を。
ハーモニーファームでお待ちしております ♪
誰かに会いたいとか、
誰かを好きだというのは、
それだけで生きるちからになります。
好きな人に会う。
好きな音楽を聴く。
好きな服を着る。
好きな景色を見に出掛ける。
その他、たくさんの好きなものに、
ひとつでもいいから会うだけで、
生きるチカラが体の奥から湧いてきます。
例えば、自分が壊れそうなくらい嫌いなものがあれば、
それから逃げてもいいんじゃないかと思います。
そして、
好きなものに会い、
「 生きるちから 」 を得てください。
間違いなく体は知っています。
好きな人や、物や、事が、
自分に生きる力強さを与えてくれることを。
好きなものに、
会いに行きませんか?
そして、
元気になりましょう。
「 生きる 」 って素晴らしいなと、
好きなものに触れてもう一度、感じましょう ♪
ぼくたちハーモニーファームに出来ること、
かわいいお馬さん達をみなさまに。
この子たちから、元気をもらってください。