乗馬クラブ ハーモニーファーム京都

馬は生きています。

機械のように、操作方法を覚えれば、
それでマスターというわけにはいきません。
その時々によって状態は違っています。

会員様に、上達を感じる瞬間をお聞きしたところ
「馬が何を考えているか、少し分かるようになった時」
という意見を多く伺います。

乗り始めの頃は、とにかく動かすのに必死。
ある程度乗り慣れて来ると、
馬の様子を伺うことができるようになります。
そっして、周りを見る余裕が出てきます。

この心の余裕が出てきた時こそが、
すなわち上達ということなのでしょう。

その瞬間を大いに味わえる乗馬って、
ホントに素晴らしいものですね。

好天が続くハーモニーファーム京都。
気温は若干高めですが、湿度が低く、
絶好の乗馬日和が続きます。

晴れと曇りの境目がなく、快晴です。

この季節、顔に境目のある馬たちが。

パクパクにバルト、
顔の一部で色が異なっていますが、
毛が抜けていって、色が変わっているところです。
もう少しすると、同一色になります。

「ララミーって毛刈りしたんですか？」
「いえ、してませんけど」
「首から後ろがそう見えませんか？」

確かに。こちらは馬着を着ているところと
そうでないところで毛並みが違っています。

季節が進んで冬毛が抜けて夏毛だけになれば、
境目も見えなくなって、スッキリしますよ。

馬房で休憩中のアムロ。

会員様が「しらこみたいですね」。
しらこの様子は過去にご覧頂きました。
アゴをオガに載せて、休んでいます。
馬の頭は重いですからね。
肩に載せるとよく分かります。

今回は、もっと目線を下げてみましょう。

埋もれているようにも見えます。
こちらは撮るために結構動いているのですが、
アムロは気にせず動きません。

・・・おや？
会員様がオヤツを配っているようですよ。
その様子を久しぶりに動画でお届け。

なんとアムロ、寝たままもらっていました。
「モグモグ、ありがとう～」

その直後、勢い良く立ち上がりました。
再び動画でどうぞ。

？？と思っていると、別の会員様が。

やはりオヤツを持って来られました。

今度は立ち上がって食べるアムロ。
寝ていても立ち上がっても、
とても可愛らしいアムロです♪

場内に黄緑が目立ってきました。
もうすぐ風薫る五月、新緑の季節です。

厩舎の西側の木も、新芽が順調に育っています。

馬と緑の組み合わせ言えば、無口。
ハーモニーファーム京都で
緑の無口を着用している馬と言えば・・・

実は、レビストだけなんです。
ほとんどの馬は赤や黒、青。
それ以外の色は珍しい方です。
これも個性でしょうか？

一方、蹄洗場ではアムロが
緑色の網馬衣を着けていました。
白い馬体には何色でも映えます。

雨や汗で濡れた時には、このメッシュ。
大活躍する季節が、もうすぐやって来ます。

明日、4月20日は
二十四節気の一つ、穀雨です。
穀物の成長を助ける雨が降る季節。

ハーモニーファーム京都では、
これまで以上に色とりどりの花が。
デッキの下には紫。

花壇にはオレンジ。

それぞれ誇らしげに咲いていました。

穀雨の名の通り、雨の降る日が多くなっていますが、
その合間を縫って、大勢の会員様にお越し頂き、
今日も蹄洗場は活気に満ち溢れていました。

可愛い中間種がズラリと揃った中に
ボスのように佇む金太郎の存在感がキラリ。

次の二十四節気は立夏！
季節は初夏へまっしぐら。
気候的には、乗馬に最適な季節を迎えた
ハーモニーファーム京都で、
ぜひ乗馬をお楽しみ下さい。

おたべ、恒例のパッツン前髪、スッキリしましたよ。

馬の顔の真ん中に、それはあります。
額の真ん中に、渦巻き状のつむじが。
珠目と言い、日本では個体識別に使われています。

というわけで、今回は旋毛を見比べて、
それぞれその馬か当ててみて下さい。
ハッキリ言って・・・難問です。
正解は最後に。

まずは芦毛。

前髪がヒントかも。

続いて青鹿毛。

厩舎内で撮影してみました。
乾草が細かく付いていますが、さて。

最後は茶色系。

鹿毛・・・とは限りませんよ。

正解発表に参りましょう。
芦毛がコチラ。

左がアムロ、右がナターシャです。

続いての正解は

左がフライトゥーザムーン、右がファレルでした。
流星で判別できたかもしれません。

最後は

左がレビスト、右がラミサカ。
これはホントの超難問でした。

いかがでしたか？ 個体識別できましたか？
え？ できるわけないって？
これだけで識別するわけではないので、ご安心を。

昨日、パクパクに着けていたタンポポ。
こういうのが一番似合うのはナターシャでしょう。
というわけで、はい。

馬体の白、無口の赤、花の黄の
コントラストがとても素敵です。

ん？よく見ると前髪が軽くなっていました。

以前の、貴婦人のようなウェーブのかかった
前髪も良かったのですが、
さすがに伸びすぎ、ということで、

タンポポを着ける前日、サカジョウさんに

すいてもらったんです。
ナターシャ、もちろん大人しくしています。
「さぁ、より一層美人になるわよ～」

というわけで、ちょっぴりイメチェン、
ますます輝きを増すナターシャ。

貴方の心をわしづかみ間違いなし。
ぜひ会いにお越し下さいね。

パクパクと言えばイヤーネット。
イヤーネットと言えばパクパク。
というわけで、今回は一挙にどうぞ。

どんどん行きます。


赤、青、黄、緑・・・カラフルです。
更には季節限定のものまで。
バラエティーに富んでいます。

一方、こちらは手作りの逸品。

パクパクが愛されている、
というのがよく分かりますね。

ところで、今日のパクパクは、
春らしく、タンポポを頭に着けていました。

実は、パクパクがハーモニーファーム京都に
やって来て、初めて写真を撮った時、
頭にタンポポを着けて撮影しました。
というわけで、当時と比較。

可愛らしさは進化し続けていますよ。

乗馬クラブにはたくさんの仕事がありますが、
飼桶や水桶の清掃もその一つ。
キレイにしてあげると、馬も喜びます。

付着したエサをしっかり落とし、
お湯を入れて、はい、終了。

と、フックにかけたところで、
ツンツン・・・

ん？ と思っていると、横から

金太郎がヌッと登場。
待ってましたとばかりに、お湯をグビグビ。
乾草を食べていたはずなのに、
お湯がとっても大好きなんですね。

朝はこの作業が集中。
あちこちでこの光景が見られます。

「ファレルさ～ん、お湯ちょうだ～い」
「年下のボクにはいつも君付けなのに、
こんなときだけ『さん』付けって」
「いいからちょうだ～い」
「今水桶を洗ってもらっているようだから、
もう少し待てば、すぐに来るよ」
「は～い、順番、順番」
なんて会話が壁越し（笑）にされていました、多分。

先週末は競馬の桜花賞が行なわれました。
昔はその翌週、皐月賞の時期に桜は散っていたと
記憶するのですが、近年は早くなっていました。

しかし、今年は咲いてから気温が下がり、
葉が少し出てはいますが、まだまだ鮮やかなピンク。

咲いた直後の雨と風にも負けず、
昔のように長持ちしています。

一方、場内の厩舎の西側にある大木。
桜が咲き始めた先週は

葉が出る気配もなく、
今年はこのままか？ と思いきや。

今日見上げると、新芽がたくさん。

季節は確実に初夏に向かっています。
吹く風も心地よく、とても爽やかです。

そんな、間もなく新緑がまぶしくなる
ハーモニーファーム京都で、
皆様のお越しをお待ちしております。