放牧は、馬たちの楽しみの一つ。
寝転がった後は、思いのままに走り回って、
リフレッシュするのがお決まりの光景です。
ところが、そうでない馬がいました。
それが、コチラ↓
ラミサカです。
砂浴びした後、その場から一歩も動きません。
あまりに動かないので、
色々な角度から撮影してみました。
・・・その間も微動だにしません。
会員様が外からオヤツで呼んでも
なぜか全く動かないラミサカ。
「『持って来い』って言ってるんですかね?」
スタッフが帰すために引っ張って、
ようやくニンジンをパクパク食べていました。
「やっぱり食べたかったんじゃな~い♪」
大好きな丸洗いの時は、いつものように
ジッとしていて、あまり動かないラミサカ。
「今日のは放牧と呼んでよかったんですかね?」
まるで『休憩』のような、昼下がりの光景でした。
突然ですが、問題です。
朝放牧してもらい、両面に泥をこすりつけ、
全身灰色になってしまった私は誰でしょう?
またまたドルチェだと思った貴方、残念!
正解は、砂浴び大好き、マグナスでした。
顔に至るまで泥浴びをして、満足そう。
「いや~、とても気持ち良いね~」
そんなマグナス君、馬房では体の柔らかさを発揮、
その瞬間を激写することに成功しました。
ちなみに、もっと柔らかい中間種は、
後ろ脚で耳を掻くことができたりもします。
そして馬場では、大人しい優等生!
・・・はアムロですが、マグナスも真面目です。
何しろ、会員様と一緒にスタッフの話を聞いています。
「へ~、ふんふん、なるほど~。
馬を動かすのって、なかなか難しいんだね~」
以前、ムーンに初騎乗された会員様。
この日は丸馬場ではなく、広い馬場でご騎乗。
「いや~、色々教えてくれる、良い馬ですね」
同じ日、こちらの方はムーンデビュー。
ひと目、「やっぱりでっかいなぁ」
「私が乗って、大丈夫かなぁ」
体は大きくても気は優しいムーンちゃん。
「モッサリしてるかと思ったら、
案外動いてくれて、嬉しかったです」
青鹿毛の真っ黒な馬体に、所々混じる白い刺毛。
野太い声から、男の子と間違えられますが、
とても可憐な女の子なんです。
「最初ちょっと怖かったけど、段々可愛くなってきたわ~」
こうして、ムーンの輪は着実に広がって行くのでした。
昨年のこの時期に、変顔コレクションをお届けしました。
馬たちの愛くるしい表情に癒された方も多いと思いますが、
たまには真面目な顔をということで、
今回はその逆バージョン、真顔の馬たちをどうぞ。
まずは蹄洗場で。
いつもよく出している舌を、引っ込めたパクパク。
イジられたり、よく鳴いたりしているアムロも。
口を閉じていれば眉目秀麗・・・は言いすぎでしょうか(笑)。
真面目に、と言えばレッスンでしょう。
金太郎はいつ見てもカッコよさがあふれていますし
ラミサカも年齢を感じさせないほど精悍です。
普段は女の子らしさ満開のおたべも、
レッスン中は、もちろん真剣です。
ララミーは・・・可愛いリボンをつけて、一生懸命。
そのギャップが、見ているこちらを笑顔にしてくれます。
ところで、ブログ担当クロダのお気に入りは、
蹄洗場にいる馬を、窓から見ている光景。
カルロスを見つめるバルトに
ナターシャを見つめるカルロス。
特にカルロスは、他意はないのでしょうが、
真面目な顔の中に、トボけたような面白さが
にじみ出ている気がします。
ある日のこと。
おたべZの馬房を掃除していると・・・。
どこからともなく「ポンポンポン」。
太鼓を叩くような音が聞こえてきました。
「レビストは離れているし、隣のバルトだろう」
と思ったら・・・。
意外にも音の主は、はす向かいのジョン。
上唇と下唇を上手く叩いて音を出していました。
その音程はバルトのよりも低い音。
動画は撮れなかったので、いつかご紹介したいと思います。
そんなジョン君。別の暑かった日には、
放牧の後に洗ってもらっていました。
「とても気持ち良いよ~」
ハーモニーファーム京都には、他に栗毛は
金太郎、あんずといますが、皆汗かきです。
そして、洗った後、すぐに乾きます。
何とも意外な共通点ですね。