馬休日の、馬たちの楽しみと言えば放牧。
順番に放牧してもらい、寝転がったり、
走り回ったりして、のんびりと過ごします。
そんなある馬休日、昨年に続いて歯医者さんが来厩。
とがった歯を削ったりと、治療をして頂きました。
歯の状態で馬の年齢はある程度分かるそうです。
パクパクは乳歯から永久歯に生え変わったばかりだそうで、
まだまだ若い、とのことでした。
終われば他の馬の様子を観察(?)
B&B先輩、いかがですか~。
スッキリするでしょ~。
今年初めて歯科治療の様子を
見学させてもらったスタッフ。
歯医者さんのご厚意で、口の中を触らせてもらいました。
「わぁ~、ギザギザだったのが、ツルツルぅ~♪」
みんなお口スッキリ、金曜日からのレッスンもバッチリです!
朝方は雪がちらついていたハーモニーファーム京都。
蹄洗場の小っちゃいコンビは、
雪を気にすることもなく、寒くても元気です。
雪が降ってきたので、ふと、タイトルの、
有名な歌を口ずさんだところ・・・
「クロダさん、それ誰の歌ですか?」
「元々外国人の歌で、日本では
尾崎紀世彦や越路吹雪が歌っていますよ」
「いつごろの歌なんですか?」
「元歌は昭和40年頃で、日本語版は、
その5~10年後位だったと思います」
「クロダさん、やっぱり年齢詐称してません?」
幸い吹雪になるようなことはなく、
雪雲の隙間から青空も見られる中
無事にレッスンは行われました。
そのレッスンの直前、馬場ではレビストが運動中。
・・・って前髪が短い!
サカジョウさんによると、競技会の時に、
イヤーネットを装着するため、だそうです。
通常は梳くのですが、レビストはちょっぴり嫌がるので、
バッサリ切ったのだそうです。
これはこれで、愛嬌があって可愛いですね。
最近アムロにお乗りになることが多かった会員様。
この日は大好きなララミーにご騎乗です。
お久しぶ~り~ね~、ララちゃん♪
ところで、以前、アムロに着けて効果絶大だったアレを、
ララミーでも試してみようと・・・。
前髪を束ねて・・・
はい、クマさんのリボンですぅ~。
可愛らしいララミーに、とてもよく似合っていますね。
そして、この効果は、レッスンで現れるんです。
どういう事かというと・・・
なんと、リボンの効果か、スイスイ動いてくれるそうです。
アムロで試して、かなり手応えのあったリボン。
ララミーも、この日はスピードに乗った
素晴らしい速歩をしてくれていました。
ご騎乗後は、蹄をキレイにして厩舎へ。
ありがとう、のオヤツをタップリもらってましたよ。
人馬共に幸せな時間を過ごせたようです。
周辺散策は、これまで城陽市の東部にある
施設ばかりご紹介してきたので、
今回は西部にある施設を訪ねてみましょう。
訪れたのは水主神社です。「みずし」と読みます。
まずは入口の様子から。
おや?「樺井月神社」の石柱もありますね。
この謎は後ほど。
二つの鳥居をくぐって、中へ進みましょう。
周囲は田畑で、とてものどかな風景です。
境内には説明書きがあります。
なんと、元来十柱もの神々が祀られているそうです。
平安時代に編さんされた「延喜式」によると、
十座も祀られているのは、ここだけだそうです。
奥に見える本殿は、江戸時代のもので、
城陽市の文化財に指定されています。
残念ながら、鉄柵に囲まれていて、
普段は近くで拝観することはできないようです。
そして、本殿の西側にあるのが樺井月神社。
かつては、現在の京田辺市大住にあったそうですが、
江戸時代の木津川の氾濫により、当地に遷ったそうです。
ちなみに、樺井月神社は牛馬の守護神を祀っているそうです。
他に、衣縫神社の神も祀られています。
その石碑が↓です。
水主神社の場所は、近鉄京都線富野荘駅の北西、
又は国道24号線大久保バイパスの南端の、
京奈和自動車道城陽インター南側です。
皆様も、一度訪れてみてはいかがでしょうか。